豆まきの時間はいつやるのが正しい?やり方の場所や順番、鬼役は?
2018.01.20
節分の豆まきをいつの時間帯にするかは、一般家庭では家族全員がそろった時にやることが多いのではないでしょうか。
ということは、平日だとお父さんが仕事から帰ってきた夜にすることが多いと思います。
実は、この節分の豆まきを「いつどの時間にするか」というのは、特に大きな決まりはないんですね。
とはいえ、豆まきの時間帯にも最適な時間というのがあるようです。
また、豆まきに欠かせない「鬼役」の存在ですが、これも実は必ずしも必要ではないんですね。
そんな豆まきのやり方や場所、順番は現代の豆まきと本来の豆まきで少し違いがあります。
そこで今回は、
節分の豆まきの時間はいつやるのが正しいのか。
また、本来の豆まきのやり方や順番、そして鬼役には誰が適任なのかなど、豆まきについてまとめました。
節分の豆まきは家族のキズナを深め、お父さんの株をアップさせるチャンスです!
そんな豆まきの進め方についてみていきましょう。
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豆まきの時間はいつやるのが正しい?
節分では豆まきしたり、恵方巻きを食べたりなどの行事がありますよね。
あなたは豆まきするときって、いつやろうとしていますか。
まあ、家の都合もあるので「必ずこの時間にする」という縛りは特にないんですね。
ただ、その豆まきをする時間はいつがいいのか?
というと、
と言われています。
これは豆まきの時に現れる鬼(=邪気)は、夜に現れるということからきているようです。
だから豆まきの時間はいつにするか、特にこだわりがない場合は夜に豆まきしましょう。
豆まきの由来と鬼の意味
豆まきには、「豆」と「鬼」が重要なキーワードになってきますが、ここで言われる「鬼」というのは、
このことを指しています。
昔は「 姿の見えないもの」「人の力ではどうにもできないもの」「邪悪なもの」のことを
というように呼んでいました。
ですので、本来は目には見えない恐ろしいものなんです。
これが陰陽道の思想が加わって、赤鬼や青鬼のような姿格好の鬼が生まれたようなんですね。
そんな鬼は、北東の「鬼門」と呼ばれる所からやってきます。
鬼門とは縁起の悪い方角の事で、北東は丑寅の方角になります。
ですので、この深夜2~4時ごろに鬼が出てくると言われています。
でも、そんな夜中に豆まきできないですし、もしやってたら、さすがにやばい家族と思われるのでやめておきましょうね。
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豆まきのやり方の場所や順番は?
豆まきのやり方で、一つのモデルケースとして
お父さんが鬼役になって、
この掛け声で子供たちに豆をぶつけられる。
⇒ 鬼は多少反撃しながらも、退散する。
⇒ みんなで豆を食べる。
⇒ お片付け
まあ、こんな感じの節分の豆まきのやり方をよく見ますよね。
そもそも節分で豆まきをするのは、簡単に言うと豆やお米などの穀物には邪気を払う力があると昔から言われていたんですね。
またさきほど話に合ったように「鬼」というのは、姿の見えない「災いや疫病、飢え」の事なんです。
その鬼を豆の力で追い払って、厄払いしようというのが豆まきの由来です。
豆まきの由来については、別の記事でも詳しくまとめているのでぜひご覧になってください。
参考ページ豆まきの由来や意味は?節分との関係と鬼は外、福は内の掛け声の意味
本来の豆まきのやり方
そんな豆まきのやり方というのは、実は本来
年男(その年の干支生まれの男性)、もしくは一家の主人が
この掛け声をしながら豆をまきます。
この際、玄関や窓は開けておき、外に向かって「鬼は外」で豆をまきます。
そうしたらすぐに窓を閉めて鬼が入ってこないようにするんですね。
そして「福は内」と言って室内に豆をまきます。
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