扇風機の寿命は使い方や保管の方法にも左右されますが、目安の一つに「10年」という数字がありますね。
もう一つ扇風機には「設計上の標準使用期間」というのがあり、それも一つの基準となっています。
扇風機は部品が劣化すると発火の恐れもあったりするので、
- 異音がする。
- 焦げ臭いニオイがする。
- コードが断線している
こんな不具合があったら買い替えをしましょう。
では、新しく扇風機を買い替えるとき、古い扇風機の処分は粗大ゴミでの廃棄でいいのでしょうか?
今回は、この扇風機の寿命と、いくつかの捨て方についてまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
扇風機の寿命ってどのくらいなの?
長らく扇風機を使っていると調子も悪くなってきます。
変な音がしたりリモコンが効かなかったりなど、扇風機にも寿命が来たのかなと思うことがありますよね。
その扇風機の寿命っていったいどのくらいなんでしょうか?
ただ、扇風機には「設計上の標準使用期間」というのがあり、それには6年というように書かれてありました。
と言うと、そうではないようです。
「設計上の標準使用期間」とはあくまで設計上の目安で、これを過ぎたからと言って使えないわけではありません。
実際に、その年を越えてもいつもと変わらず使えています。
ただし、やっぱり
- 変な音がする
- 焦げ臭いにおいがする
- うまく羽が回転しなくなった
などと思ったら、買い替えたほうがいいでしょうね。
扇風機の寿命の目安
だとすると、扇風機の寿命はどのくらいが目安となるのか。
その1つに「10年」ということはよく言われますよね。
10年ほどたってくるとモーター部分をはじめ、様々なところでの経年劣化も見られてくるようです。
他にもずっと掃除をせずにホコリがたまったりすると、それも故障の原因に繋がってくるようですね。
こまめな掃除も寿命を延ばすためには必要なこととなります。
扇風機の掃除についてはこちらを参考に。
また、本体部分だけではなくてコードの部分にも注意しましょう。
本体は大丈夫でも、コードが断線していたり銅線がむき出しになっていたりすると、そこから発火する恐れもあります。
特に寝ている時に扇風機をつける人も多いでしょうから、そんな時に発火するともうどうしようもありません。
古くなってきたら扇風機の全体を確認して、おかしなところがないかチェックするようにしてくださいね。
その理由についてはこちらでどうぞ。
扇風機の処分は粗大ゴミでの廃棄になるの?
そうやって寿命を迎えた扇風機の処分ですが、どのように捨てればいいのでしょうか。
その扇風機の処分の方法ですが、一般的には不燃・粗大ゴミとして扱われるので各自治体の回収方法に従って捨ててもらうことになります。
私の町の扇風機の処分方法
不燃ごみ・粗大ごみ
不燃・粗大ごみは電話予約のうえ、不燃ごみは「市指定不燃ごみ袋(有料)」に入れる。
- 家庭用小袋20リットル:250円
- 家庭用大袋45リットル:500円
指定袋に入らないゴミについては、「粗大ゴミ処理券(有料)」を貼り付けて排出する。
- 3辺の長さの合計が3m以下:粗大ごみ処理券1枚(500円)
- 3辺の長さの合計が3m超:粗大ごみ処理券2枚(1,000円)
このような感じですね。
指定ゴミ袋などはコンビニや薬局などで販売されていますが、すべてのところで売られているわけではないので、ホームページで確認するのが早いです。
扇風機が大きいとゴミ袋に入らない可能性があるので、粗大ゴミとして捨てることになるかもしれません。
この他にも色々と注意書きがあったり決まりもあるので、それに従って捨てるようにしましょう。
ただし、扇風機の処分は粗大ゴミとしての廃棄だけでなく、他にも捨て方があるようなのでまとめました。
扇風機のさまざまな処分の方法
先ほどのように、各自治体に予約をして回収に来てもらうというのが主な方法の一つだと思います。
でも、それ以外に扇風機にはいくつか処分方法があるので、その廃棄についてまとめました。
リサイクルショップで売る
古い扇風機は買取不可の場合が多いですが、新しい扇風機(目安として2~3年)なら買い取ってもらえる可能性があります。
今ではスマホのアプリなどでもこういったことが簡単にできるサービスもあるので、それを利用するのも一つの処分法ですよね。
その辺りをしっかりとクリアできないとメンドクサイので、ある程度の慣れは必要かもしれません。
家電量販店などでの引き取り
家電量販店で扇風機を引き取ってくれるところもあります。
ケーズデンキはそういう対応をしているようですね。
引き取りのみもできるようですが、ただし別途料金はいくらかかかるためホームページで確認をお願いします。
また、販売店での引き取りにはいくらか条件がある場合があって、
- 買い替えの場合
- ポイントで下取り
- 1万円以上の家電製品を購入した場合
などなど条件があるようです。
何もなく無料で、ということはなさそうですね。
ゴミ処理場へ直接持っていく
私がよくする方法ですが、粗大ゴミなどをためておいて一気に処分するという捨て方です。
重さで値段が変わるのですが、私の住んでいる町では
40㎏未満:400円
40㎏以上50㎏未満:500円
以降10㎏増すごとに100円を加えた額
このようになっているので、わりと多くなっても安上がりで済みます。
車に積んで持っていくので最初に車の重量を測り、帰りにまた重量を測って、その差でゴミの重さがわかるといった感じですね。
他の家電があったりしても、意外と安く済むかもしれませんよ。(エアコンやテレビなどの家電リサイクル法対象品は無理です。)
あとがき
扇風機の寿命はどのくらいなのか。
また、処分するときの捨て方は粗大ゴミでの廃棄になるのか。
扇風機の耐用年数や扱いについてまとめましたがいかがでしたか。
扇風機もあまりに古くなると発火の恐れもあるので、少しでも異常を感じたら買い替えをする方がいいでしょう。
今では安い物なら2000円くらいで買えるので、扇風機にこだわりがないのなら寿命が来る前に処分するくらいが良いと思います。
扇風機の買い時についてはコチラで!
参考ページ扇風機の価格が安い時期っていつごろ?amazon通販などの買い時は?
でも、使えるのに捨てるのはやっぱりもったいないので、寿命を少しでも伸ばすように掃除や保管もしっかりとしておきたいですね。
こまめな掃除も寿命を延ばすためには必要なこととなります。
扇風機の掃除については、こちらの記事もぜひ参考にして下さい。
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