トリックオアトリートの英語のスペルは?意味や由来と返事の返し方
2018.08.22
トリック・オア・トリートの英語のスペル、意味や由来は何なのか?
日本のハロウィンでは仮装色が強いですが、アメリカのハロウィンを見ると仮装を楽しみながらお菓子をもらいに家々を回るといった光景のようですね。
いろんな家を回るときに、
トリック・オア・トリート
と言ってお菓子をもらう子供の姿が目に浮かびますが、このトリック・オア・トリートって一体何のことなんでしょう?
いろいろと疑問が浮かびますよね。
そこで今回は、
トリック・オア・トリートの英語のスペルはどう書くのか。
またトリック・オア・トリートの意味や由来とその起源。
なぜ、お菓子を渡すのか。
そして実際にトリック・オア・トリートと言われたら、どのようなやり取りをしてお菓子を渡したり、返事の返し方をすればいいのか。
ハロウィンのイベントの一つの「トリック・オア・トリート」についてまとめました。
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トリックオアトリートの英語のスペルは?
ハロウィンでは「トリック・オア・トリート」と言う言葉がよく使われるのを聞いたことがあると思います。
このトリックオアトリートの英語のスペルは
Trick or Treat
このように書きます。
でも、トリックオアトリートってどんな意味なのか?
疑問に思う所もありますよね。
トリックオアトリートの意味は?
Trick or Treat(トリックオアトリート)の意味は、
このような意味になります。
ここでトリックオアトリートは、
trick:いたずらをする
treat:お菓子をもらう
と言う意味に解釈されています。
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トリックオアトリートのtrickの意味
トリック・オア・トリートの「trick」は
「たくらみ」「策略」「ごまかし」「(悪意のない)いたずら」「悪い冗談」
などで使われます。
ここでは「(悪意のない)いたずら」といった意味が一番合っていますね。
つまりこの場合は「子供たちのいたずら」という意味になります。
トリックオアトリートのTreatの意味
トリック・オア・トリートの「treat」は
「取り扱う」「~とみなす」「処理する」「もてなす」「手当てする」
などで使われます。
ここでは「もてなす」といった意味が一番合っていますね。
つまりこの場合は子供たちが対象となっているので、子供たちをおもてなしするのは「お菓子」ですよね。
つまり「お菓子でおもてなしする」と言う意味になります。
「or」の意味は「AまたはB」「さもないと」
この「trick」と「treat」を合わせて、
- 「お菓子でおもてなし」か「いたずら」かどっちがいい?
- 「お菓子でおもてなし」して!さもないと「いたずら」するよ!
といったような意味になるんですね。
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トリックオアトリートの由来は?
このトリック・オア・トリートの由来ってなんなのか?
どこからトリックオアトリートが言われ始めたのかですが、最初のキッカケは
ハロウィンの夜に、小さな子供たちが歌を歌いながら近所の家やお店などでお菓子をもらった。
というのが1911年頃にあったと言われてます。
そして1927年カナダ・アルバータ州で、
悪ガキたちが「Trick or Treat」と言いながら食べ物を欲しがっていたので、
「やがて中の住人は喜んで応じ、小さな強盗(子供)たちを追い払ってしまった。」
という記事が残っているようです。
これが記事となり広まって、他の子供も
「トリック・オア・トリートと言えばお菓子がもらえるぞ!」
と真似をするようになり広まったとか。
そして、決定的な出来事が1952年のディズニー漫画の
「Trick or Treat」(日本版ではドナルドの魔法使い)
ここで世界的に広まり認知されたと言われています。
トリックオアトリートの起源は?
トリック・オア・トリートの起源は、souling(ソウリング)というヨーロッパの習慣が影響していると言われてます。
ソウリングは死者のために行われる儀式で、このとき「魂のケーキ(soul cake)」と呼ばれる四角い干しぶどう入りのパンを、彷徨える霊たち捧げるため家々を回って貰う習慣がありました。
ハロウィンの10月31日は、死者の霊がこの世に降りてくる日とされていたため、ソウルケーキをお供えして悪霊を鎮めていました。
もしこのソウルケーキがないと、死者の魂がさまよってしまい災いが起きると信じられてきたのです。
このソウリングと言う儀式の「ソウルケーキ」がトリック・オア・トリートの起源と言われています。
ハロウィンの由来や意味について触れていないので、この説明だけではちょっとわかりにくいかもしれません。
もうちょっと中身を知りたい人は、
こちらのページにハロウィンの起源や由来、その意味とは何なのか。
仮装する意味やカボチャの由来なども含めまとめているので、ぜひ読んでみて下さい。
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トリックオアトリートの返事の返し方は?
さて、実際に子供たちに「トリック・オア・トリート」と言われたらどのような返事を返せばいいのか?
一般的には
- ハッピーハロウィーン!「Happy Halloween!」
- トリート!「Treat!」
といったように返事をして、お菓子をあげるというのが普通のようですね。
アメリカでのトリック・オア・トリートの様子の動画があります。
【Kids Halloween fun! Trick or Treat?】
お菓子をもらった子供たちも、
「Thank you!」
「Happy Halloween!」
こんな返事を返していますね。
日本ではこういった習慣はないので、イベントなどでするくらいでしょうか。
近所でやる場合は、お母さんたちが前もって話を合わせていて、子供たちと順番に家を回るといったことならできそうですね。
また、あげる時のお菓子は個別包装の小さな物が好まれるようです。
持ち帰りも便利だし、もらいやすいですよね。
また、中に異物混入などの恐れも少ないので、アメとかチョコで小さく包装されているものがいいですね。
トリックオアトリートの返事で断ったらどうなる?
トリック・オア・トリートと言われてお菓子をあげれば子供たちは喜んで帰りますが、もしも「Trick」の方を選んでしまったらどうなるのか?
これも子供たちによっていろんなイタズラがあるようで、
- 卵を投げられる
- 水鉄砲でビシャビシャにされる
- トイレットペーパーを玄関に放り投げられる
などなど、あまりよろしくないことが起こるようですね。
また、中には子供たちに家に来てほしくない家もあるかもしれません。
そんな家はあらかじめ明かりなどは消しておき、「家には来ないで」といった意思表示をしておけば、暗黙の了解で家には来ないようです。
歓迎している家では色々と装飾が施されていたり、トリック・オア・トリートの文字が玄関にあったり、ドアが空いてたりなど、歓迎されている感じがわかるようですね。
日本に定着したハロウィンはコスプレの印象が強くなって、もともとの意味や由来については知らない人も多いかもしれません。
仮装だけでなくハロウィンの起源や歴史を知ったり、カボチャの種類や料理、折り紙の作り方などの視点からハロウィンに注目すると面白く興味深いこともたくさんあります。
そんなハロウィンについて、いろんな方向から記事にしたものをまとめました!
トリックオアトリートやジャックオーランタンといったハロウィン特有の言葉の意味などにも触れているので、より楽しめるようにマメ知識として知っておきましょう!
あとがき
トリック・オア・トリートの英語のスペルはどう書くのか。
またトリック・オア・トリートの意味や由来とその起源。
そして実際にトリック・オア・トリートと言われたら、どのようなやり取りをしてお菓子を渡してあげるのか。
ハロウィンのイベントの一つの「トリック・オア・トリート」についてまとめましたがいかがでしたか。
日本では仮装の方が強くなって、コチラのお菓子の習慣はちょっと薄いですよね。
いずれコチラもお菓子メーカーが浸透させるようなことを狙っているとは思いますが、何しろハロウィンもだいぶ広まりました。
でも、いったいいつから日本で流行りだしたんでしょう?
知らない間にここまで急成長していましたよね。
そんな日本でのハロウィンについて、こちらのページでまとめています。
主にハロウィンの日にちや期間についてまとめていますが、日本で流行するまでには結構興味深い事実もたくさんあります。
ぜひ、コチラも一度読んでみてくださいネ。
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