梅雨時や台風シーズンは押し入れや靴箱に湿気が溜まりやすくて、カビや結露などができて困ってしまいますよね。
普段は風通しも良くないし除湿器とかも使いにくいし、ずっと靴箱を開けておくというのも見栄えが悪いし…。
そこで便利なのが「水とりぞうさん」で、小さなスペースにも置けて靴箱や押し入れの隙間に入れて湿気取りができます。
とにかくコンパクトで湿気取りとしても優秀なので、口コミとかのレビュー評価も非常に高いです。
そこで今回は、水とりぞうさんの基本的な扱いについて触れて行こうと思います。
水とりぞうさんの使い方や捨て方はどうすればいいのか。
また再利用の方法や溜まった水の扱い、水とりぞうさんの替え時のタイミングや本体価格など、商品についての事をまとめました。
水とりぞうさんの使い方は?
水とりぞうさんの使い方はとても簡単です。
これが購入したときの状態ですね。
まず使う前に左右のジッパーを開封して本体を取り出します。
そしてこの防護フィルムが上に貼ってあるので、それを取り外しましょう。
そうすれば湿気取りとして、あなたが気になるところに置くわけですね。
水とりぞうさんは使い方のところに上蓋を付けるように書かれています。
これってなんか意味あるのかな?と思いますが、除湿シート保護のためだそうです。
まあ見た目がだいぶ変わるのでつけてます。
とりあえず、水とりぞうさんの使い方の最初の準備はこんな感じですね。
水とりぞうさんの使い方と効果的な置き場所
水とりぞうさんの使い方では、あなたが気になっている場所においてください。
私の場合で気になっていたところは、靴箱や押し入れ。
この辺は特に湿気のたまりやすい部分なので、水とりぞうさんを置いておくとだいぶ湿気が軽減されます。
こんな感じで水とりぞうさんを置いています。
水とりぞうさんの効果についてはこちらのページで詳しくまとめてます。
水とりぞうさんってどのくらい効果あるのか、効果的な使い方などまとめてるのでぜひ読んで下さい。
水とりぞうさんの使い方の注意点
気温や湿度の関係で、湿気を吸い取る速度が遅くなる場合があります。
他にもたまった液が濁ったりすることがありますが、特に問題は無いようですね。
こんな感じでちょっと濁ってます。
そして、あまりに放っておくといつの間にか中の水がたまりにたまってあふれ出すこともあるようです。
だから必ず置いたことは忘れないようにしましょう。
「気づいた時には水浸し!」なんてことにならないよう注意してください。
水とりぞうさんの捨て方は?
水とりぞうさんの捨て方ですが、まずは中にたまった水の捨て方からですね。
中にたまった水を捨てるのは簡単で、「水捨てシール」っていうのが本体にあります。
ここをはがすと中身が見えるので、溜まった水は水道水と一緒に流しましょう。
そして水とりぞうさんが水を吸っていくと、中の吸湿剤の粒はどんどん役目を終えて溶けていきます。
でも、粒が残ったままの状態になっていることもあるので、その時は水捨て口部分にぬるま湯を入れて、すべて溶かした状態にしましょう。
そのあとはプラスティックゴミとして、各地域のゴミ捨ての基準に従って捨ててもらえれば大丈夫です。
ただし、この水を植物などにかけたりしないでくださいね。
水とりぞうさんの中の液をこぼしてしまったら
もし水とりぞうさんの中に溜まった液をこぼしてしまったら、それはシミやサビの原因になってしまいます。
洗えないものの場合は水拭きやカラ拭きを繰り返して、べとつきが無くなるまで処理しましょう。
この水とりぞうさんを使った後に溜まった水は、塩化物イオンによる腐食性があります。
手についたりした場合はすぐに石鹸で洗い流してください。
水とりぞうさんは再利用できないの?
水とりぞうさんを使っていると、湿気の多い所だとすぐに水が溜まってしまうので
なんて思っちゃうわけですね。
再利用して何回も使えたらいいけどそういうわけにもいかないかな、って思ってしまうわけですが実際どうなのか?
結論としては水とりぞうさんの再利用はできません。
この水とりぞうさんに使われている吸湿剤の白い粒は、
という成分を使っていて、これが空気中の水分を吸って水になって下に溜まる仕組みです。
だから、水を吸ってしまうとこの塩化カルシウムの粒は溶けてしまうワケで、なくなっちゃうので再利用ができないんですね。
だから正確には下に溜まっている水は、塩化カルシウムが溶けだした水溶液です。
塩化カルシウムは融雪剤などに使われているので、豪雪地方の方は家に備えているかもしれません。
塩化物になるので植物にかけたりすると枯れてしまいます。
逆にそれを利用して雑草の処分に使う場合もありますが、周りにも影響があるかもしれないので農作物の近くとかでは止めた方が良さそうですね。
塩化カルシウムで自作の除湿剤を作る
水とりぞうさんを始めこういった除湿剤の仕組みは簡単なので、自分で除湿剤を別に調達してケースだけ再利用すればまた使えるんじゃないの?
と思うわけですが、その除湿剤に使えそうな塩化カルシウムもAmazonとかに売ってます。
水とりぞうさんの容器をしっかりと乾かして、この除湿剤をいれれば再利用できそうです。
ただまあ1㎏とかあるので結構な量になるし、保管がしっかりと出来て使う量が多い人でないとしんどいかも。
もっと少ない量もありますが割高になるし、それだったらそのまま製品を買った方がいいかもしれません。
ただ他に使いやすい商品があるかもしれないので、探してみても良いかも。
一応こういった再利用の仕方もあるんじゃないですか?
といった提案をさせてもらった程度ですので、試してみようと思う方は参考にしてください。
水とりぞうさんの替え時は?
水とりぞうさんはどのタイミングが買え時なのか、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、目安として「吸湿量の上限」という目盛りが本体についています。
だいたいですがここまで水がたまったら「そろそろ交換かなあ。」と思うくらいでいいんじゃないでしょうか。
ただし、湿気の多い所だとこの目盛りを超えて水が溢れ出すこともありますし、「吸湿量の上限」まで水が溜まらないこともあります。
だからもう一つの目安には、
ここが一つの替えどきのタイミングですね。
水とりぞうさんの価格は?
今回私が購入したのは、水とりぞうさんのタンクタイプ400mlです。
これは吸湿量が400mlで、だいたい3~5ヶ月くらい持つようなタイプです。
当然季節や置いてある場所の温度や湿度にも関係するので、あくまで目安ですね。
他にも550mlのタイプやシートタイプの水とりぞうさんもあります。
550mlタイプの価格も200円はしなかったと思います。
価格はまあこれくらいですね。
ちなみに100均でもタンクタイプの湿気取り剤は販売していましたが、800mlの大容量タイプでした。
だからおよそ400mlで50円くらいの値段でしょうか。
一つの目安にしてもらえればと思います。
あとがき
水とりぞうさんの使い方や捨て方はどうすればいいのか。
また再利用についての提案やたまった水の扱い、水とりぞうさんの本体価格など、商品についての事をいろいろまとめました。
こういった湿気取り剤はたくさんありますが、水とりぞうさんは安いしコンパクトで非常に使いやすいと思います。
押し入れや靴箱など、湿気が多くてカビや結露が気になる場所がある人は一度使ってみてはどうでしょうか。
また、もし湿気以外に臭いも気になる場合は「竹炭」がオススメです。
竹炭も湿気取りには有効なアイテムで有名ですし、さらに炭が消臭効果も発揮してくれます。
そして天日干しすれば繰り返し使える点も、湿気取り剤にはないメリットなんですね。
炭について興味が出たらぜひこちらも読んでみてください。
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