母の日と言えばカーネーションを贈ることが定番ですが、
母の日にカーネーションなのはなぜ?
お花にもいろいろとありますが、なぜカーネーションの花が選ばれるのか。
そして、カーネーションをお母さんに贈る時には、その色や意味についても注意しないといけません。
そこで今回は、
母の日にカーネーションを贈るのはなぜなのか。
その母の日にカーネーションを贈る由来や白色赤色が持つ意味、花言葉についてまとめました。
おかしなプレゼントになったりしないように、カーネーションの花の色の意味も理解しながら、その由来について見ていきましょう。
母の日がカーネーションなのはなぜ?
母の日には日頃の感謝の気持ちを込めて、お母さんにお花を渡す人も多いですよね。
そんな母の日を代表するお花と言えば「赤いカーネーション」
いったいどんな理由があってカーネーションなのか気になりますよね。
実は母の日にカーネーションを渡すようになったのは、母の日ができた由来に理由があります。
いま日本で行われている母の日のモデルは、もとはアメリカに起源があって、それが日本に伝わったものなんですね。
もともとの日本の母の日
いま日本でも定着している母の日がアメリカから伝わったのは、1949年の終戦後となっています。
実は当時の青山学院の女性宣教師の働きかけによって、日本で徐々に母の日が定着していきました。
その働きもあってか、アメリカの母の日運動の中心人物でもある、アンナ・ジャービスから青山学院にメッセージが届いたようです。
そしてそれをキッカケに1915年ごろには、教会などを中心に徐々に広まっていったようです。
ただアメリカの起源にある5月第2日曜日ではなく、当時の皇后さまの誕生日であった3月6日が母の日とされていました。
その後、1937年に今現在もあるお菓子メーカーの「森永製菓」によって、イベントなどが執り行われ、その告知をキッカケに全国的にも広まっていったようなんですね。
そして、終戦後の1949年にアメリカの母の日の影響を受けて、日本でも母の日が定着するようになったわけなんです。
そしてそれが、今も続いている母の日へとつながっているわけなんですね。
そこで母の日になぜカーネーションを渡すのかというと、アメリカで生まれた母の日で、
亡き母のために贈られた花が白いカーネーションであった
こういう由来があるからなんです。
そのアメリカの母の日とカーネーションの由来とはどんなものだったのか、順番に触れていきましょう。
母の日がカーネーションの由来とは?
母の日にカーネーションが贈られるのはなぜなのか?
母の日が生まれたきっかけには、1861年~1865年にかけてアメリカ合衆国の北部諸州とアメリカ連合国を称した南部諸州との間で行われた内戦が関係してきます。
その南北戦争が終わった1870年、「ジュリア・ウォード・ハウ」という女性が戦争へ夫や子ども送ることに反対し、
と呼ばれる運動を起こしましたが、広く普及しませんでした。
この運動は南北戦争中にアン・ジャービスが起こした
と呼ばれる
敵味方問わず、負傷した人の介護や衛生状態を改善するための活動
これを参考に起こした運動だと言われています。
そのアン・ジャービスが亡くなった2年後の「1907年5月12日」に娘のアンナ・ジャービスが、亡き母親を偲び教会での記念会で
とされています。
これがアメリカや日本での母の日のカーネーションの由来です。
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