日焼けをすると赤みや痛みで触るのもちょっと怖いときがありますよね。
そんな日焼けの痛みや赤みは、実は火傷と同じ状態なのでしっかりと肌ケアをしてあげないと辛い時間が続きます。
自然に赤みは引きますが、それは数日間続くこともあるんですね。
だから早めに正しい対処方法で炎症を抑えてあげると、日焼けの赤みの広がりを抑えて早めに痛みが引いてくるんです。
というやり方を知っておきたいですよね。
そこで今回は。
日焼けの痛みや赤みは何日ぐらい続くのか。
またその痛みの部分を和らげるための対処方法はどうすればいいのか、まとまとめました。
日焼けが痛いのは何日ほど続くの?
日焼けをすると肌がヒリヒリしたり皮がむけたりし始めますよね。
夏の暑い日差しの下で長い時間活動していると、日焼けの範囲も広くなるしその赤みや痛みも大きくなっていきます。
この日焼けによる痛みも、あまり長く続かれると困ってしまいます。
ほとんど火傷のような状態になっていたので、皮膚科に行って薬をもらったりしていました。
こんなひどい状態でなければ、通常の日焼けの赤みは紫外線を浴びてから数時間で赤みが現れ24時間後にピークを迎えることが多いです。
環境省のマニュアルにも載っているのですが、こちらの図を見てください。
参照:環境省「紫外線環境保健マニュアル」
https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf
横軸が日数なんですが、日焼けの赤みが出るサンバーンは24時間後がピークで、その後は徐々に治まっていく感じですね。
そんなにひどい赤みや痛みでなかったら、2~3日あればだいぶ引いてくるのではないでしょうか。
日焼け後黒くなるサンタンは長く続く
一方で日焼け後に黒くなる現象を「サンタン」といいます。
サンタンは赤い日焼けが消失した数日後に現れ、数週間から数ヵ月続く肌が黒っぽくなる日焼けのことです。
一度日焼けすると結構長い間肌が黒くなっていますよね。
徐々に薄まるとはいえ、やっぱり日焼けして黒くなるのは何日も続きます。
それは上の図からもわかるように、完全に白くなるには年単位でかかるかもしれません。
日焼けの痛い部分の対処方法は?
日焼けをすると赤みや痛みが出てきますが、実はこの日焼けの赤みや痛みが出ているときは、
火傷と同じ状態
扱いとしては、日焼けは火傷のⅠ度に分類されます。
日焼けは「日光皮膚炎」とも呼ばれるほどで、しっかりとアフターケアしてあげないと痛みがすんなり引いてくれないんです。
その日焼けの痛みの対処方法は、火傷の初期処置と同じく患部を冷やすことが必要です。
火傷をしたらその痛みを和らげるために、あなたも冷やすことから始めると思いますが、それと同じく日焼けのヒリヒリを抑えるには冷やします。
冷やすときにもいくつか注意点があるのですが、それをまとめておきますね。
日焼けの痛みを抑える冷やし方
- 冷水で直接冷やす
- あまり勢いよく水をかけない
- タオルや洗面器を使う時は清潔なもので
- 全身に日焼けの赤みや痛みがあるとき、長時間冷やしすぎない
- ヒリヒリが治まったら保湿する
- 保冷剤はタオルを使って。
- 冷えピタはNG
注意するポイントとしてはこのあたりでしょうか。
日焼けした後の痛みは、しっかりと冷やして落ち着かせることで早く炎症が治まります。
日焼け後はできるだけ早めに肌のアフターケアをしてあげましょう。
体を冷やすことに加えて、保冷剤や冷えピタの扱いの注意点についても触れているので、しっかりと肌のケアをするためにぜひ読んでおいてください。
日焼けの痛みで寝れない時の緩和方法は?
日焼けの痛みは24時間ほどでピークを迎えますが、その間に痛みがあって寝れないときがあったりします。
やはり炎症で痛みが激しくなっているので、出来れば寝るときまでに冷やして治まるようにしたいのですが、それでも治まらないときは扇風機がオススメです。
これは経験則なので参考程度にしてもらいたいですが、やっぱり体が日焼けで火照っているのでどうにかして冷やしていきたいのですが、寝ているときに保冷材など当て続けると凍傷の恐れがあります。
かといってシップや冷えピタなんかは日焼けが悪化する恐れもあるし、メーカーも禁止していますね。
そこで扇風機で体を冷やすわけですが、そこでちょっと涼しくなる方法が、
参考ページこちらは別のページで詳しくいろんな方法を紹介してるのですが、扇風機があればいろんな方法で冷やすことができます。
気化熱を利用して涼しい状態にするのですが、特に「扇風機の前後に置いておく」と、少し冷えた風が体に当たり気持ちがよくなります。
クーラーと一緒に扇風機の併用もしていいと思います。
ただ、寝ているときにずっと扇風機を付けていると風邪をひきますので、ある程度時間を決めて使うのが良いかと思います。
アロエジェルなどで炎症を抑える
日焼け後は肌が乾燥している状態なので、肌のケアのために刺激の少ないジェルなどを使うのが効果的です。
その中でもアロエの植物は炎症を抑え、日焼けの痛みにもよく使われる成分なんですね。
今すぐにできる方法ではないですが、何度も日焼けをしてそのたびに肌が痛い思いをしている人は、こういったアロエジェルを使って肌ケアをするのが、ダメージを引きづらせないためにもオススメですよ。
あとがき
日焼けの痛みや赤みは何日ぐらい続くのか。
またその痛みの部分を和らげるための対処方法はどうすればいいのか、まとまとめましたがいかがでしたか。
日焼けの痛みは何日も長くは続きませんが、日焼け後数時間から24時間ほどでピークとなりおよそ2~3日は続くでしょう。
その炎症の痛みを抑えるには、日焼け後に早めに冷やしたりクリームやジェルで肌ケアすることで治まりも早くなります。
早くしっかりと治すためにも最初が肝心なので、日焼け後は放っておかずに肌ケアをしてあげてください。
その肌ケアには外側から冷やすことも大切ですが、体の内側からできる肌ケアもあります。
ビタミンやリコピンなどの栄養素で、しっかりと肌のターンオーバーを促し日焼け後のダメージを回復させるんですね。
日焼け前に食べたいものなども一緒にまとめていて興味深い話もあるので、ぜひこちらもご覧になってください。
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