日焼け止めを塗っても焼けることがあって困っちゃう。
こんな悩みを持っている人も少なくないようですね。
と思って、強い日焼け止めに手を出す人も多いのではないでしょうか。
日焼け止めが弱かったこともあるかもしれませんが、日焼け止めを塗り直さなくていいと考えている人や、塗り方が間違っていたりすると焼けることが多いです。
また日焼け止めの選び方にも問題があったかもしれません。
そこで今回は、
日焼け止めを塗っても焼けるのはどんな理由があるのか。
その原因となる日焼け止めの塗り方や量、塗り直しについて。
また日焼け止めを塗らないとどうなるのか、紫外線カットの効果や肌への負担などについてまとめました。
日焼け止めを塗っても焼けるワケは?
日焼け止めを塗っているのに、家に帰ったら肌がヒリヒリしたり違和感があったりすることってないですか。
- 日差しがきつくて日焼け止めが効いてなかったのかな?
- でもちゃんと塗ったしなあ。
- 日焼け止めって本当に効果あるの?
こんなふうに、日焼け止めを塗っても焼ける時があって困るというような声もよく耳にします。
日焼け止めを塗ったら紫外線をカットしてくれるものなのに、こんなことがあると日焼け止めって本当に効果あるのか疑問に感じますよね。
実はこの日焼け止めを塗っても焼けるワケは、主に3つの原因が取りざたされています。
それが、
- 日焼け止めの塗り方が悪い
- 日焼け止めの選び方が間違っている
- 塗り直しができていない
日焼け止めを塗っても焼けるという人は、ほとんどこの3つが原因となっていることが多いです。
それでは、それぞれどういうことなのか順番に見ていきましょう。
日焼け止めの塗り方が悪い
日焼け止めの塗り方にはポイントがあって
- 日焼け止めを塗る順番
- 日焼け止めを塗る量
というのが大切になってくるんですね。
日焼け止めを塗るときには
おでこ
両ほほ
鼻
あご
といったように各ポイントに分けて日焼け止めを付けて、ムラができないように伸ばしていきます。
そうしないと、日焼け止めを塗っても焼ける部分ができちゃうからです。
その様子は動画で確認した方がわかりやすいので、こちらをご覧ください。
日やけ止めの効果的な塗り方
これを見てもわかるように、顔に日焼け止めを塗るときは塗りムラができないように、各ポイントに分けて塗っていますね。
手のひらに出して両手で伸ばしていくとどうしても最初に塗ったところの量が多くなり、最後の方は少なくなります。
だから、こうやって各ポイントに分けて塗るわけです。
こうすると日焼け止めを塗っても焼ける、なんていう悲しいことも少なくなるでしょう。
日焼け止めを塗る順番がおかしくて焼ける
ただ、男性の場合だとこれで終了となることが多いと思いますが、女性の場合は化粧の関係もあるので順番が難しいですよね。
その順番で一つの基準になるのは
- 化粧水
- 日焼け止め
- 化粧下地
- ファンデーション
この順番で塗っていくとわかりやすいと思います。
日焼け止めのタイプにもよりますが、クリームや乳液タイプだと普通はこの順番ですね。
化粧下地も兼ねた日焼け止めも多いので、そういった物を購入すると楽になります。
日焼け止めを塗る量が少なくて焼ける
日焼け止めを塗るとベタベタするのが嫌だからちょっとだけ塗る。
こんな塗り方では日焼け止めの効果は得られません。
日焼け止めを塗るときの量というのが非常に大事で、実は顔に塗る場合の日焼け止めの量は、
という事が目安として言われてます。
これは日焼け止めのSPFを測る試験で必要な量が「2mg/cm2」となっているからで、SPFやPAの数値通りの効果を発揮するには、これだけの日焼け止めの量が必要なんです。
で、一般的な顔の面積が400cm2くらいなので、
400×2mg=800mg(0.8g)
という量なんですね。
ってなると
となりますが、これがだいたい500円玉くらいの大きさ。
えっ!?多くね?
と思うくらいですが、顔の大きさもあると思うのでだいたいの目安の量として覚えておきましょう。
日焼け止めの選び方が間違っている
日焼け止めを購入するとき、どんなふうに買っていますか?
こんなふうに適当に選んでいませんか。
極端な話をすると、強い日焼け止めさえ購入していれば日焼けしない可能性は高いです。
一番わかりやすいのは、
たとえば海水浴に行くときに日焼けしたくないと思って、日焼け止めを買う人は多いと思います。
でも、そこでウォータープルーフ(防水)の日焼け止めを買っておかないと、海に入ったら日焼け止めが流れてしまいます。
すると日焼け止めを塗っていても日焼けしてしまいますよね。
また、長時間外でいる予定なのにSPF15くらいの弱い日焼け止めだと、ちょっと日焼けしやすくなるかもしれません。
日焼け止め選びも、しっかりと状況にあったものを使っていきたいわけなんです。
日焼け止めは塗り直さなくていいの?
日焼け止めは一度塗ったら安心してしまいますが、塗り直さなくていいなんてことはありません。
特に長時間外に出ている場合は塗り直しが必要なんです。
理想的な日焼け止めの塗り直しの間隔は2~3時間おき。
スポーツや野外活動では汗で日焼け止めが流れることも多いので、そこから日焼けする可能性もあります。
でも、実際に2~3時間おきに塗り直しをするってなると、特に女性の場合は顔に化粧をされている方が多いと思うので正直シンドイですよね。
なんてことになったら、日焼け止めの塗り直しもめんどくさくていらないと思っちゃいます。
こんな葛藤がありますが、実は日焼け止めの塗りなおしにも簡単な方法があります。
その中の一つ、
日焼け止めスプレーでの塗り直し方法
こちらについて触れていきますね。
日焼け止めスプレーでの塗り直し
日焼け止めって言ったらクリームやジェルがよく思い浮かびますが、
スプレータイプの日焼け止め
というのもあります。
スプレーなので上からシュッ!
これで日焼け止めが完成です。
という便利な日焼け止めもありますが、例えばこちらの、
直接噴射OKの日焼け止めスプレー:サニーシュシュUVミスト
日焼け止めの強さはSPF35/PA++と、普段使いでも十分効果を発揮してくれそうですね。
メイクの上から顔に直接かけても大丈夫なので、外出先でもサッと取り出して使えます。
3種の美容液成分配合で、紫外線と肌のケアにも助かりますね。
携帯性が高いのでとにかく持ち歩くのに便利です。
スプレータイプが便利なところは、
- 外出先の塗りなおしにも使いやすい。
- ちょっとした外出(散歩や買い物)に使いやすい。
- 化粧の上から使えるタイプも多い
という事でメリットはかなりあります。
日焼け止めのために普段の化粧品を変えたくないという人も多いと思うので、そういう時にもスプレータイプの日焼け止めは便利です。
日焼け止めスプレー以外での塗り直し
スプレーを使った方法なら、めんどくさくて日焼け止めを塗り直さなくていいと思っていた人も楽ですよね。
たぶんこの方法が一番簡単です。
という人には、
- 乳液
- パウダー
といったタイプの日焼け止めを使うことで、メイクを落とさずに塗り直しをする方法もあります。
ちょっとこの塗り直しもしていくと話が長くなるので、ここまでの日焼け止めの正しい塗り方や塗直しについては、別のページでかなり詳しくまとめています。
参考ページ
日焼け止めの塗り方にはポイントがあって、それは知ってるか知らないだけで大きく変わるポイントなんですね。
せっかく購入した日焼け止めも塗り方次第でだいぶ効果も変わるので、ぜひこの機会にマスターしておきましょう!
日焼け止めを塗らないとどうなる?
ここまでは日焼け止めを塗っても焼ける人や、めんどくさくて日焼け止めを塗り直さなくてもいいと思っていた人に向けて話をしてきました。
そんな日焼け止めって「もし塗らないと肌はどうなるのか」ちょっと気になりませんか。
そんなに効果がないんだったら別に塗らなくてもいいんじゃないの?
って思ってしまいますよね。
この「日焼け止めを塗らない」「日焼け止めはいらない」といった考えも実はあって、その意見は賛否両論です。
日焼け止め自体には、
というのは間違いはないと思います。
もしくは日焼け止めに含まれる成分が肌にいいのか?
というところなんだと思うんですよね。
まず、この日焼け止めがどれだけ紫外線をカットするのか。
その効果について検証している動画があります。
どれだけ日焼け止めが紫外線をブロックできるか実験
これは日焼け止めを塗った時に、どんな風に肌に塗られているか。
そして紫外線をどれだけブロックしているのか。
という事を実験した動画です。
日焼け止めを塗っている人と塗っていない人で、これだけの差が生まれている事がわかります。
もし日焼け止めを塗らないとどうなるのか、これではちょっと怖い想像をしてしまいますよね。
- 日焼け止めはいらない
- めんどくさい
- やめてしまおうと考えてる
効果がよくわからないとこんなふうに考えてしまいますが、日焼け止めの効果について改めて確認できたと思います。
必要な紫外線とは?
さて、この日焼け止めによる紫外線のカットですが、
というように決めつけるのは早いでしょう。
確かに紫外線は肌のシミやシワにつながる要素ではありますが、日光を浴びることで人間はビタミンDの生成をしています。
ビタミンDは骨の形成に関わる栄養素で、これが少なくなると骨粗しょう症などになりやすくなってしまいます。
だから女性の間でこれも結構問題になっていて、過剰な紫外線対策が健康被害を引き起こすこともあるわけです。
他にも皮膚の免疫力強化にもつながっていると考えられていて、紫外線がすべて悪いものと考えるのはおかしいわけなんですね。
といった声の方が強いような・・・。
今の世間の流れからして「日焼け止めは絶対に必要!」といった声は強いですよね。
ただ、そんな日焼け止めを塗ることで肌へのダメージにもなっている。
という事も忘れてはいけません。
日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤は肌への刺激になりやすかったり、肌を乾燥させてしまいやすくなります。
参考ページ紫外線吸収剤の成分とは?原理やメカニズムから肌荒れなど肌に悪い?
他にも日焼け止めには
「香料」「着色料」「添加物」「鉱物油」「アルコール」「防腐剤」
などなどいろんな成分が含まれていて、肌の刺激となるものもあります。
特に敏感肌の人はこういった成分に反応しやすく、
- かゆみが出る
- ピリピリする
- 肌が乾燥する
といった悩みも、日焼け止めの口コミなど見てるとよく上がっています。
というのが本音ですね。
そんな紫外線に関する肌の悩みは、体の内側から回復できるような栄養素が足りないと、いくら日焼け止めをしていても傷んできてしまいます。
普段の生活の中で欲しい栄養素や、それを含む食べ物や飲み物を一挙にまとめたので、ぜひ参考に読んでみて下さい。
あとがき
日焼け止めを塗っても焼けるのはどんな理由があるのか。
その原因となる日焼け止めの塗り方や量、塗り直しについて。
また日焼け止めを塗らないとどうなるのか、紫外線カットの効果や肌への負担などについてまとめましたがいかがでしたか。
日焼け止めは塗り直さなくていいわけではなく、長時間の外出は紫外線による肌へのダメージは大きいので、しっかりと日焼け止めは塗った方がいいと思います。
また、その塗り方や塗り直しについても、今のうちにしっかりとマスターしておきたいですね。
そして日焼け止めを塗らないという方向性ですが、塗る、塗らないは個人の自由だと思います。
それぞれの美容や健康に対する考えがあると思うので、それに従って選んでもらえればいいんじゃないでしょうか。
個人的には絶対に日焼け止めを塗らないといけないわけではなく、いろんな組み合わせや必要な場面に応じて使っていけばいいんじゃないかと思うんですね。
ほんの15分程度外に出るだけで、日焼け止めって必要なんだろうか?
果たして秋や冬に日焼け止めなんて必要なのか?
とも思います。
これも賛否両論あるとは思いますが、わざわざ日焼け止めをしないでも長袖を着るとか帽子をかぶるとか、紫外線対策は一つじゃありません。
必要な時に必要な分だけの日焼け止めを上手に使えたら、バランスが取れていいんじゃないかなって思いますね。
そんな紫外線対策ですが、日焼け止め以外では帽子や日傘、サングラスを始めいろんなグッズがあります。
こちらのページでオススメのものをすぐに探し出せるようにしてるので、ぜひ読んでみてください。
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