毎年6月になると父の日がありますよね。
普段恥ずかしく手お礼が言えないお父さんへ、感謝の気持ちを贈る絶好の機会ですが、
2024年の父の日の日付はいつなの?
ちょっと考えてしまいますよね。
というのも、父の日の日付は固定ではなく毎年変わります。
実は日本の父の日が始まってからは、そこまで長い年月は経っていません。
そこで今回は、2024年の父の日の日付はいつなのか。
また、世界の父の日はいつなのか。そして日本の父の日はいつから始まったのか、6月にある理由なども含めまとめました。
お父さんに感謝の気持ちを伝える父の日は、日本やそれ以外の国でどんな動きを見せているのか、その流れを見ていきましょう。
父の日はいつか2024年の日付は?
お父さんへプレゼントを渡して、日頃の感謝を伝える特別な日が「父の日」ですよね。
その父の日は毎年日付が変わります。
では、2024年の父の日はいつなの?
ということですが、
この日付となっています。
この父の日の日付は毎年変わるのですが、曜日が固定されていて、
というようになっています。
ちなみに父の日は次のようになります。
西暦 | 日付 |
2022年 | 6月19日(日) |
2023年 | 6月18日(日) |
2024年 | 6月16日(日) |
2025年 | 6月15日(日) |
2026年 | 6月21日(日) |
父の日は早い日で6月15日となり、遅い日で6月21日となります。
父の日の世界の日付はいつ?
この父の日は日本では6月の第3日曜日というように決まっていますが、実は全世界共通ではありません。
もちろん日本と同じように6月の第3日曜日の国もあるのですが、他の日付の国の父の日も多いです。
そんな世界の父の日はいつなのか、少し触れてみましょう。
父の日の他の世界の日付
2月23日ロシア
3月19日ボリビア、イタリア、ポルトガル、スペイン、クロアチアなど
5月第2日曜日ルーマニア
6月第1日曜日スイス、リトアニア
6月第2日曜日オーストリア、ベルギー
6月第3日曜日日本、中国、アメリカ合衆国、インド、イギリス、カナダ、フランス、トルコ、南アフリカ共和国、シンガポール、メキシコ、オランダ、ギリシャ、アルゼンチン、キューバなど
7月最終日曜日ドミニカ共和国
8月8日台湾
9月第1日曜日オーストラリア、ニュージーランド
11月第2日曜日フィンランド、ノルウェー、アイスランド、スウェーデン
12月5日タイ
他にもまだまだ国によって違うようですが、6月第3日曜日の国は結構多いですね。
世界各国で父の日はいつなのか、日付にかなり違いがあるのですね。
父の日はいつから日本で始まったのか?
日本や世界でも存在する父の日は、いったいいつから日本で始まったのか。
実は、今のような形の父の日になったのは、1980年代と考えられています。
もともと父の日自体は1950年ごろから始まったようですが、今現在のように父の日はそこまでメジャーな日ではなかったようです。
母の日がこれよりも前に広がりを見せていたので、どうしてもそちらに注目が集まりがちだったようです。
日本の父の日の由来はアメリカにあります。
そのアメリカでは1972年に正式な記念日となったので、それを後から追うような形で日本でも父の日が定着し始めたようですね。
母の日のプレゼントと同じく、父の日でもプレゼントを買ってもらって売り上げを伸ばそうということで浸透していったわけですね。
純粋に「お父さんに感謝しよう!」という意味もあるとは思いますが、こういった経済的な面での思惑はどうしても絡んでくるようです。
父の日がいつから日本で始まったのかはこのような歴史があり、まだそれほど年月もたっていないのですね。
アメリカや他国の父の日はいつから?
日本で父の日がいつから始まったのかは1950年ごろとされています。
でも、日本の父の日のもとになっているアメリカでは、1910年ごろから父の日が生まれ、1972年に正式な記念日となっています。
これはアメリカの父の日の話ですが、他の世界では父の日の起源にいくつかの説があります。
イタリアでは3月19日が父の日ですが、これはイエス・キリストの養父であるサン・ジョゼッペ(聖母マリアの夫ヨセフ)の祝日(3月19日)が父の日とされているようです。
この日は伝統菓子の『ZEPPOLE DI SAN GIUSEPPE(ゼッポレ・ディ・サン・ジュゼッペ)』という食べ物を食べるそうですね。
ドーナツみたいなお菓子です。
また、タイでは12月5日という日が父の日になっています。
これはタイの王様ラマ9世(プミポン国王)の誕生日が12月5日だったことが由来しているんですね。
タイの方々は王様を崇拝しているので、その誕生日を父の日と設定したようです。
だからタイの母の日は8月12日でタイ・シリキット国王妃の誕生日になっているんですね。
父の日の日付が6月にある理由とは?
先ほどは世界の父の日がいつなのか、いくつかピックアップしてみてもらいましたが、6月というのが世界共通ではないですね。
中には8月だったり12月だったり様々あります。
では、日本の父の日が6月の理由っていったい何なのでしょうか?
それは、アメリカの父の日が生まれた由来を見ていくとわかってきます。
その内容について少し触れていきますね。
アメリカの父の日のと6月の由来
アメリカでは、まず父の日より先に母の日ができました。
その母の日は1914年にアメリカの記念日になり祝日となりました。
そうした中で、ワシントン州のソノラ・スマート・ドッドという女性が
このよう訴えかけて、教会で父親に感謝を捧げる礼拝をしてもらったことがキッカケとなったようです。
これが1909年の話ですね
実は、ソノラは16歳の時に母親を亡くし、お父さんが男手ひとつで6人の子を育ててくれたんです。
だから、お父さんを人一倍尊敬していたんですね。
そしてソノラのお父さんが6月生まれだったので、教会で父親に感謝をささげる礼拝をおこなったのが
この日が6月第3日曜日だったので、これが由来となって今の父の日の日付とつながっているのです。
そしてその翌年1910年6月19日に、父の日の最初の祝典が開催されました。
父の日もまずは純粋に「お父さんに感謝したい」という意味から誕生した日だったわけです。
父の日が6月第3日曜日に制定されるまで
そんなソノラのこの活動は1909年の話なんですが、アメリカで正式に国の記念日として制定されたのは、1972年までかかります。
ここまで期間が63年もあるのですが、実はすぐにアメリカ全土まで広がっていかなかったようです。
母の日と並び父の日も素晴らしい考えの日ではありますが、アメリカでの正式な記念日になるには時間がかかったようです。
その流れを簡単に年号とともに追っていくと、次のようになっています。
父の日制定までの年号の流れ
1909年:ソノラが父の日を嘆願
1910年:父の日の最初の祝典が開催
1916年:父の日の祝典でウッドロー・ウィルソン大統領が演説を行い広く知れ渡る。
1926年:「ナショナルファーザーズ・デイコミッティ」がニューヨークで組織される
1966年:リンドン・ジョンソン大統領が父の日を称賛する大統領告示を発し、6月第3日曜日を父の日に定める。
1972年:リチャード・ニクソン大統領によって、6月第3日曜日を「父の日」として制定し、国民の休日とする。
ここでようやく、父の日はアメリカの正式な記念日となりました。
ですので、アメリカで制定するまでにかなりの時間がかかったのですね。
そうしてこれが日本に伝わり大きく広がったのが1980年代と言われてます。
キッカケが生まれたのは母の日と同じくらいですが、人々に浸透するまではだいぶ開きがあったようですね。
こちらの記事でより深く父の日の歴史を知ることができるので、ぜひこちらも読んでみてください。
あとがき
2023年の父の日の日付はいつなのか。また、世界の父の日はいつなのか。
そして日本の父の日はいつから始まったのか、6月にある理由なども含めまとめましたがいかがでしたか。
父の日は6月第3日曜日なので毎年日付は変わりますが、お父さんへの感謝の気持ちを伝えれる絶好の機会なので、忘れないようにしたいですね。
そんな父の日にはプレゼントが欠かせないと思います。
毎年頭を悩ませてはいませんか。
でも、
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父の日には定番のネクタイやハンカチをはじめ、おすすめプレゼントも知りたいですよね。
他にも手作りお菓子やメッセージカード、人気の財布やポロシャツなどプレゼント選びに参考になる記事をたくさん用意しました。
そして、今年の父の日は何月何日のいつなのか?父の日とはいったい何なのか?その意味や由来についても知っておくと、より深く知ることができます。
今年の父の日を成功させるために、ぜひ参考にしてください!
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