宝くじのスクラッチは気軽に遊べる楽しい宝くじですが、
スクラッチって当たらないけど…。
こう感じている人もいるようですね。
でも、スクラッチも年末ジャンボも、大きく見れば還元率はそれほど変わらないので、当たりやすさという点では同じくらいです。
それは、種類別の賞金額の差に大きな答えがあります。
簡単に言うと、
初心者でも気軽に簡単に遊べるスクラッチも、しっかりとバランスのとられた当選確率の中で販売されているんですね。
そんなスクラッチも「当てやすくするための方法」というのが少なからずあります。
そこで今回は、
宝くじのスクラッチが当たらないと感じるのはどうしてなのか。
また、スクラッチの当たる確率や当選金額、当たる方法やコツについてまとめました。
少額当選でもいいから
を実感したい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
宝くじスクラッチが当たらない!当たる確率は?
宝くじにはジャンボ宝くじをはじめ、ロトやナンバーズなどがありますが、初心者でも簡単なスクラッチという宝くじもあります。
スクラッチはくじの上に施された塗料を削って、その場ですぐ「当たり」か「はずれ」かがわかる宝くじです。
特定の絵柄が出たり絵柄がそろったりすると、それに応じた賞金がもらえるという単純でいて楽しい宝くじです。
そんな宝くじのスクラッチが当たらない、当たった試しがないという人も多いかもしれません。
私もたまに買ったりしますが、ほとんどが200円とかの小当たりしかないので、当たらないと感じることはありますね。
こう考えてしまいますが、実はスクラッチの当たる確率も年末ジャンボなどの確率とそう大差はないのです。
というのも、宝くじには
この法律の下で運営されており、その内容には次のような記載があります。
(当せん金付証票の当せん金品の限度)
第五条 当せん金付証票の当せん金品の金額又は価格の総額は、その発売総額の五割に相当する額(加算型当せん金付証票にあつては、その額に加算金(第二条第二項の加算金をいう。以下同じ。)の額を加えた額)をこえてはならない。
つまりジャンボ宝くじだろうがスクラッチだろうが、還元率が購入金額の5割を超えてはいけない事になっているんです。
宝くじでスクラッチが当たらないと感じるのは、ジャンボ宝くじなど他の宝くじなどと同じような当選確率だからではないでしょうか。
スクラッチが当たりやすいと思うのは
この錯覚です。
では、実際にスクラッチはどのくらい当たる確率があるのか、いくつか例を見ていきたいと思います。
宝くじのスクラッチ当選確率の例1
今私の手元にあるスクラッチで当選確率を見ていこうと思いますが、まずは
このスクラッチは1等が5万円と、かなり低い金額になっています。
そしてそれに続く当選金額が、
2等:5000円
3等:1000円
4等:200円
このように等級と賞金が決められています。
このスクラッチの当選確率ですが、裏面を見ると発行枚数と当選本数がそれぞれ書かれているんですね。
この表を参考にすると、1等が当たる確率は
だいたいですが「1/5000」です。
他の等級も合わせて表にすると、
等級 | 当選金 | 本数 | 当選確率 |
1等 | 5万円 | 1111本 | 約2/1万 |
2等 | 5000円 | 55000本 | 1/100 |
3等 | 1000円 | 55220本 | 約1/100 |
4等 | 200円 | 55万本 | 1/10 |
550万通(11億円)内の当選本数
宝くじ1枚の値段は200円
このような感じになります。
これはかなり1等の賞金が少ないスクラッチなので、そのぶん当たる確率も結構大きいですね。
では、その反対に1等賞金が大きいスクラッチについてみていきましょう。
宝くじのスクラッチ当選確率の例2
次に1等賞金が300万円の
そしてそれに続く当選金額が、
2等:10万円
3等:1万円
4等:1000円
5等:200円
ルミナリエ賞:5000円
このように等級と賞金が決められています。
このスクラッチの当選確率も、裏面を見ると発行枚数と当選本数がそれぞれ書かれています。
この表を参考にすると、1等が当たる確率は
「1/50万」です。
他の等級も合わせて表にすると、
等級 | 当選金 | 本数 | 当選確率 |
1等 | 300万円 | 7本 | 2/100万 |
2等 | 10万円 | 420本 | 12/10万 |
3等 | 1万円 | 4200本 | 12/1万 |
4等 | 1000円 | 35000本 | 1/100 |
5等 | 200円 | 35万本 | 1/10 |
ルミナリエ賞 | 5000円 | 21000本 | 6/1000 |
350万通(7億円)内の当選本数
宝くじ1枚の値段は200円
このような感じになります。
これはかなり1等の賞金が大きいスクラッチなので、先ほどのちびまる子ちゃんのスクラッチに比べたら1等の当たる確率は約100倍違います。
宝くじスクラッチが当たったら当選金額はいくら?
宝くじのスクラッチが当たったら当選金額はいくらになるのかですが、見てもらったようにスクラッチって毎回賞金が変わるんですね。
そしてそのスクラッチの種類も非常に多くて、形式も様々あります。
値段もそれによって、1枚200~300円で販売がされています。
例えば、先ほどのちびまる子ちゃんのスクラッチのように、「1等賞金が5万円」のものもあれば、
「ドラゴンボールスクラッチ 孫悟空2 オラに元気を!元気玉!」で、スクラッチ史上最高額(2017年時)の
という超豪華賞金スクラッチも発売されています。
ただ、もちろんそれだけの高額賞金のスクラッチになると、当たりにくいし1枚の値段は300円になります。
スクラッチの値段が1枚200円のものは上で紹介した「KOBEルミナリエ」や「ちびまる子ちゃん」のスクラッチですね。
基本的には1等の賞金金額が高いと、その本数も減り当たる確率も下がります。
スクラッチの当選金額に対する当たりやすさ比較
ネットなどで調べても当選金額と当選本数は確認できます。
手元にあるスクラッチやネットで情報収集したもので、当選金額に対する当選確率を比較してみました。
- 5万円:200/100万
- 10万円:200/100万~240/100万
- 30万円:60/100万~68/100万
- 50万円:6/100万~20/100万
- 100万円:8/100万~30/100万
- 300万円:2/100万
- 500万円:1/100万~4/100万
- 1000万円:1/100万~2/100万
- 3000万円:1/100万
2016~2017年度に販売されたスクラッチの当選確率
*すべてのスクラッチを計算したものではありません。
「●●/100万」という比較で分かりやすくしてみましたが、似たような当選確率なのに当選金額が違うのは、下の等級で割を喰っていたり、等級が少なかったりなどで調整されています。
また、1枚200円と300円があるので、それによっても当選本数や当選確率が変わってきます。
また、必ずこの通りの当選確率になるわけではないので、あくまで参考として眺めてください。
もし自分で計算してみたい人は、1番下の等級の200円(or300円)の当たりを見てみましょう。
ですので、発行枚数はその10倍の数になります。
例えば、
発行枚数:550万通
4等当選本数:55万本
そこから1等の当選確率を出したければ、1111/550万≒200/100万
こんなふうに計算すれば、すべてのスクラッチで当選確率が出せます。
宝くじ公式サイトなどのスケジュールで、当選金額と当選本数が確認できるので、1番下の等級から発行枚数を逆算すれば買う前に出せます。
宝くじスクラッチの当たる方法とは?
ここまで見たように、スクラッチの当選金額にも様々あることがわかりましたよね。
それによって当選確率も違うし、発行枚数で当選本数も変わってきます。
これを見てわかるように、スクラッチが当たらないと感じるのは、
1枚が200円で当選金額が1000万とかになると、結構下の等級で割を喰ってしまいます。
そこで宝くじのスクラッチの当たる方法ですが、
これが一つスクラッチを当てる方法のコツではないかと思います。
とにかく当てたいという目的であれば、当然1等賞金額が低いものの方が当たりやすくなります。
他にも、
- 購入前に計算し、1等の当選確率の高いスクラッチを購入する。
- 10枚単位(連番)で購入する。
- 5000~1万円を狙う。
というのもありますね。
宝くじのスクラッチに当たるコツ
購入前に計算し、1等の当選確率の高いスクラッチを購入する。
というのは、先ほど紹介したように、おなじ賞金額でも当選確率が少し変わります。
例えば1等100万円でも、
先ほどの調べではこのくらい差があるので、4倍ほど開きがあったりします。
また「10枚単位(連番)で購入する」という方法もあります。
スクラッチの場合は、1枚や2枚単位で買ったりすることが多いですよね。
そこで10枚の1袋買いをすると、必ず一番下の等級が当たります。
これはジャンボ宝くじなどと同じなんです。
ですので、これで必ず10%OFFにはなります。
ここの番号が続き連番になっているはずです。
ジャンボ宝くじのように、袋に入っているのでそれで分かると思います。
スクラッチの下の等級を狙って当てる
そして、あえて下の等級の5000~1万円クラスを狙うという手もあります。
ここの当選確率も実はスクラッチの種類によって、すごく差があるんです。
スクラッチは手軽さがウリなので、手軽に5000~1万円が当たったりすると当たった感覚が強くなります。
ですので、1等ではなく3等4等を狙ってみるのもアリですね。
その場合は、1等賞金が100万円までのスクラッチを選べばいいと思います。
その方が下の等級まで潤っている傾向が強いですよ。
例えば、
「ドラゴンボールスクラッチ ヤジロベー ラッキー3」(第734回全国)
等級 | 当選金 | 本数 | 当選確率 |
1等 | 10万円 | 1800本 | 24/10万 |
2等 | 1万円 | 1.2万本 | 16/1万 |
3等 | 5000円 | 3万本 | 4/1000 |
4等 | 1000円 | 7.5万本 | 1/100 |
5等 | 200円 | 75万本 | 1/10 |
発行枚数:750万通
1枚の値段200円
このようなスクラッチですが、5000円や1万円の当選確率は割といいですね。
先ほどの「ちびまる子ちゃんスクラッチ」のように1等が5万円だと、5000円が1/100で当たったりもします。
こういうスクラッチが出たら、狙ってみるのもいいかもしれませんね。
あとがき
宝くじのスクラッチが当たらないと感じるのはどうしてなのか。
また、スクラッチの当たる確率や当選金額、当たる方法やコツについてまとめましたがいかがでしたか。
スクラッチは基本、毎日何かしらの種類のものが買えます。
そしてその種類によって当たる条件も違うし、当選確率や当選金額、発行枚数や当選本数もバラバラです。
スクラッチの利点は、気軽に買って気軽に遊べるというところなので、あまり深く考えずに買っていた人も多いんじゃないでしょうか。
深堀してみると、実はこんな事情になっていたんですね。
年末ジャンボなどの宝くじも派手でいいですが、地味にでもいいから当たりを体験したい人はスクラッチで遊んでみてくださいね。
宝くじ初心者でも10年続けて買っている人でも、やっぱり宝くじと言えば
そのジャンボ宝くじの時期になると毎回行列ができて、年末にはニュースにもなるほどの宝くじ売り場が、
実際にここで購入されている方も多いと思います。
西銀座チャンスセンターは日本一とも言われるほど高額当選者が多く、毎回当然のように1等当選者が出ている宝くじ売り場です。
そんな様子を見て、うらやましいと思ったことってありませんか?
と、思っていたけど
- 西銀座チャンスセンターで買いたいけど、地方で行けない。
- 忙しくて銀座まで買いに行く暇がない。
- いつも混んでて2時間、3時間も並ぶの無理!
なかなか厳しい人も多いですよね。
そんなあなたの悩みを
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「西銀座チャンスセンター」で一度は買ってみたかったけど、いろんな理由であきらめていた方は、こちらのページをぜひ一度ご覧になって下さい。
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