蚊取り線香を使うと蚊がポトポトと落ちて「効いてるな~。」っていう実感があるんですが、犬や猫などのペットがいるとちょっと気になりますよね。
声に出してしんどいとか言えないので、蚊取り線香が悪影響になっていないか心配になるかもしれません。
またペットといっても犬や猫だけじゃなく、観賞魚や昆虫を飼育してる人もいると思うし、
と、その効果の範囲が気になるんじゃないでしょうか。
そこで今回は、
蚊取り線香は犬や猫などのペットに使って大丈夫なのか。
また犬や猫以外のペットへの影響は。
そしてペット用の蚊取り線香はいったい何が違うのかなど、蚊取り線香のペットへの影響をまとめました。
蚊取り線香は犬や猫に影響はないの?
夏は蚊取り線香を使う家もあると思いますが、犬や猫などペットがいると蚊取り線香を使っても大丈夫なのか?
ちょっと気になりますよね。
犬や猫の場合は、蚊を媒介としたフィラリアという病気があるので、蚊取り線香などで対策しないといけません。
その蚊取り線香の成分で犬や猫に影響はないのか?という問題ですが、
蚊取り線香のピレスロイド系殺虫成分は、犬や猫に大きな害はありません。
犬や猫も人間と同じく、体内に入っても分解する酵素を持っていて、すぐに体外に排出されます。
ただ、蚊取り線香に対して吠えるとか暴れるなど、過剰な反応を見せる場合は使用を止めた方がいいかもしれませんね。
ストレスになったりアレルギー反応を表す場合もあります。
クシャミなどが多くなる犬もいるようなので、いつもと違うようなら使わない方がいいと思います。
蚊取り線香の成分について
蚊取り線香にはピレスロイド系の成分が練り込まれていて、火で燃焼させることでその成分を揮発させてます。
そしてその有効成分を煙に乗せて空気中へ広げることで、蚊対策として役立っているわけですね。
蚊取り線香のピレスロイド系の有効成分ですが、私が購入したアースの蚊取り線香では、
dl・d-T80-アレスリン(ピレスロイド系)
この成分が使われているようです。
ピレスロイドは除虫菊と呼ばれる菊の花が元になっていて、そこから様々な研究でたくさんの合成ピレスロイドが開発されました。
蚊取り線香以外の殺虫剤も、このピレスロイド系有効成分が90%ほどを占めているためかなり使い勝手が良く広く活用されています。
蚊取り線香は犬や猫以外のペットも大丈夫?
さて犬や猫のようなペットは大丈夫なんですが、ペットといっても多種多様で色んな種類のペットが飼われています。
例えば、うさぎやハムスターなど小動物を飼っている人もいれば、インコやオウムなどの鳥類。
イグアナやヘビなどの爬虫類。カエルやイモリなどの両生類。観賞魚の魚類などさまざまですよね。
あと、カブトムシやクワガタなど、昆虫を飼っている人もたくさんいると思います。
そういった犬や猫以外のペットも、蚊取り線香は大丈夫なのか気になると思いますが、実は蚊取り線香で死んでしまうペットもあります。
蚊取り線香の説明を見ると書いてあるのですが、
観賞魚、観賞エビ等の水槽付近や、昆虫の飼育カゴがある部屋では使用しないでください。
というように載っていますね。
ホームページにはこれに加えて、
犬・猫・ハムスター・小鳥などのペットがいる部屋では使用できます。
ただし、閉めきった部屋や狭い部屋で使用する場合は、ときどき換気をしてください。
このように書かれていますね。
カブトムシやクワガタなどが蚊取り線香で死んだという事もよく聞くので、あなたのペットの種類によって使っていいかどうかしっかりと調べてからにしてください。
蚊取り線香以外のグッズは大丈夫?
蚊取り線香以外にも蚊対策グッズはありますよね。
私もアースノーマットや蚊がいなくなるスプレーを使ったりしてますが、実はちょっと注意書きが違います。
アースノーマットの場合は蚊取り線香と同じでしたが、蚊がいなくなるスプレーの注意書きはちょっと違っていて、
- ペット類(観賞魚、小鳥など)にかからないようにすること
- 観賞魚などの水槽がある部屋では使用しないこと
という注意書きがされてます。
犬や猫といったペットは大丈夫ですが、少しここは違う点ですね。
商品によって違う場合があるので、使用前はしっかりと確認しておきましょう。
蚊取り線香のペット用は何が違う?
蚊取り線香には、犬用や猫用といったペット用の蚊取り線香の販売もあります。
【アースペット用 渦巻香】
中身を見てみると、成分に関しては「dl・d-T80-アレスリン(ピレスロイド系) 」で同じでした。
蚊に対する効き目の部分では、人間用のものと変わらないようです。
時間が13時間となっていて、使用時間が長くなっているのが特徴でしょうか。
他では口コミなどを参考にすると、
- 通常のものに比べペット用は臭い
- 煙が少なくて犬が嫌がらない。
- クシャミなどしなくなった。
こういった声がよく見られますね。
だから蚊への効果はペット用でも人間用と変わらないようですが、使い勝手の部分で少し変化があるようです。
もし通常の蚊取り線香を使っていて犬が嫌がったりするなら、ペット用に変えてみるというのもアリかもしれませんね。
蚊取り線香以外のグッズのペット用は?
蚊取り線香以外でも、アースノーマットのペット用や薬用蚊よけネットなども販売されています。
これも商品によって様々ですが、ペット用は成分を少し変えていたりニオイを抑えたりなどで工夫がされているようです。
特に犬などは散歩に行くとき蚊対策をしておきたいですが、リードなどにつけれるタイプがあるので便利です。
【アース・ペット おでかけ用 虫よけわんにゃんクリップ】
私たちが使うタイプのものでも、「どこでもベープ」とか携帯性の高いものが売ってますね。
いろんなグッズが販売されているので、活用できそうなものを選んで使ってみてください。
あとがき
蚊取り線香は犬や猫などのペットに使って大丈夫なのか。
また犬や猫以外のペットへの影響は。
そしてペット用の蚊取り線香はいったい何が違うのかなど、蚊取り線香のペットへの影響をまとめましたがいかがでしたか。
犬や猫といったペットなら無毒化できるので大丈夫ですが、いつもと変わらないで生活できてるか、しっかり観察はしておきたいですね。
また別の問題でペットが蚊取り線香を倒して、火事を起こしたりしないように注意しておきましょう。
そんな蚊取り線香の使い方が分からない、効果的な置き方が知りたい人も多いと思います。
そこで蚊取り線香の缶ケースの中身や蚊取り線香の楽しみ方。また室内と屋外での基本的な使い方や、玄関・ベランダでの蚊取り線香の活用法などまとめたページをこちらに用意しています。
蚊取り線香を実際に使った様子を写真で見れるので、購入前に想像したり、買った後のチェックにも使ってみてください!
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