いっぱい日焼けして家に帰ってきたら、もうグッタリ…。
夏の暑い日差しの下で動いてるとそんなこともありますよね。
すると日焼けした体が火照って、なんか体が熱いと思うことがよくあるんですが、熱を測ってみると37℃越え!
と、ちょっと心配になってしまうことがあります。
何で日焼けして熱が出るの?っていうか、日焼けで熱なんか出るの?
そんなふうに思ってしまいますが、実際に日焼けで熱が出ることはあるのか。
また発熱の原因や熱中症との関係や、その後の対処法などまとめました。
日焼けで熱が出ることってあるの?
日焼けした後って、大きいものになると肌が真っ赤になってヒリヒリした痛みがありますよね。
そんな日焼けは実は火傷と同じ扱いをされていて、Ⅰ度の熱傷となっています。
日焼けは「日光皮膚炎」という名前もついていて、実は火傷なんです。
体が火照ったように熱くなって行くのですが、これが重度の日焼けとなると、
水ぶくれ、悪寒、脱力、発熱
といったような症状が起こる可能性も指摘されています。
日焼けした後って、なんか力が抜けてぐったりしてしまったり体が熱くなったりしまうよね。
そんな日焼けしたときは、もう早く寝てしまいたくなるように疲れてしまいます。
でも、この日焼けの火照りや炎症を抑えるために、家に帰ったらしっかりと冷やす事が必要なんですね。
日焼けの発熱と熱中症の関係
この発熱や悪寒は、すぐに症状として出る場合もあれば、数時間たって家に帰ってからのこともあります。
発熱は急激に日焼けすることによって、体の体温調節機能がうまく働かなくなってしまったことも大きいようです。
そして、この日焼けとよくかかわりがあるのが熱中症です。
実は熱中症で発熱するという事はかなりあります。
熱中症の症状といえば「めまいやふらつき」といったことが頭に浮かびますが、、もっとひどくなると「頭痛や吐き気」さらには「意識を失う」といった重い症状まであります。
よく救急車で搬送される映像が流れたりしますが、ひどい熱中症になる意識がなくなって立てなくなることもよくあるんです。
その熱中症の症状の中で「熱が出る」こともよく挙がってきます。
実は熱中症の症状には「発熱」があり、ひどくなると40℃を超える高熱(熱射病)まで重症化する可能性もあります。
発熱に関しては37℃弱だったので、そこまで体温は上がっていなかったですけどね。
とは言え、平熱に比べると高くなっているので体の中に熱がこもっていたことがわかりますね。
日焼けするという事はやっぱりそれだけ長時間外にいたことなので、汗をたくさんかきます。
そこで水分補給がしっかりできていなかったり、休憩をはさんだりしていないと発熱にもつながってしまうんですね。
日焼け後の発熱の対処法は?
発熱があった時は、日焼けでも熱中症でも初期対応は同じで、
- 体を冷やす
- 水分補給する
- 日陰で休む
とにかくこれが大切。
火照った体を冷やして、とにかく体温を下げるようにしないといけません。
また、しっかりと水分補給して、失った水分を取り戻しましょう。
この時汗と一緒に塩分も出ていってるので、スポーツドリンクのような塩分を含んだ飲み物が最適です。
そしてとにかく休憩すること。
発熱のある状態で無理して外で活動する意味なんてありません。
こまめに日陰に入って休憩するなりしないと、ひどければ何日も続くことになります。
熱中症の3つのステージ
熱中症は3つのステージに分類されていて、順番に、
Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症
Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症
Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症
このように分けられています。
ですので、私の時は「中等症のⅡ度」だったんですね。
発熱に関しては高体温となると「重症のⅢ度」になるので、必ず病院受診が必要なレベルです。
家に帰ってきて熱を測ったら37℃以上熱があるというのは、けっこう危険なレベルだと考えてください。
日焼け後に発熱がある場合は、熱中症の危険も合わせて処置していきましょう。
飲んでも意味のない解熱剤のことなどもあるので、ぜひこちらも参考にしてください。
また、これはヤバい!と思ったら迷わず救急車を呼ぶなどしてください。
あとがき
日焼けで熱が出ることはあるのか。
また発熱の原因や熱中症との関係。
そしてそのあとの対処法などまとめましたがいかがでしたか。
日焼け後の発熱は熱中症と絡んでいることが多いです。
日焼けで皮膚の表面が火傷状態になっていて、それが熱を持って体が熱いと感じることもありますが、外で活動していたというのが大きな原因でしょう。
やっぱり汗もかくし日に当たってるだけでも疲れます。
野外では、こまめな休憩や水分補給を忘れずに体をいたわりながら活動してくださいね。
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