一年前の日焼け止めは変色や劣化を起こす?保存方法や捨て方は?
2018.04.13
夏の紫外線対策といえば日焼け止めですよね。
そんな日焼け止めも新しく買おうかと考えている人もいれば、
そういえば一年前の日焼け止めが使いきれてなかったかな…。
と、去年の日焼け止めがまだ余っている人もいると思います。
でも一年前の日焼け止めって使えるのか、肌につける物だけにちょっと不安になりますよね。
実は日焼け止めには使用期限があり、そして開封、未開封でも変わってきます。
では、どんな状態なら一年前の日焼け止めでも使うことができるのでしょうか。
そこで今回は、
一年前の日焼け止めは使うことができるのか。
また日焼け止めの変色や劣化とはどのような状態になるのか。
そして日焼け止めの保存方法や捨て方、その他の使い道についてまとめました。
一年前の日焼け止めを使っても大丈夫なのか、いくつかポイントがあるのでしっかりとチェックして行きましょう。
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日焼け止めは一年前のものでも使える?
今年もそろそろ日焼け止めを使う季節になってきたな~。
と思った時に、
そういえば一年前に買った日焼け止めがまだあったっけ?
けっこう日焼け止めって全部使いきるのが難しいので、そのまま残っているケースも多いと思います。
そんな一年前の日焼け止めですが、まだ使えるものなのか気になりますよね。
実は、その一年前の日焼け止めは使えます。
また三年前の日焼け止めでも使えます。
実は日焼け止めには使用期限というものがあるのですが、
正確な数値ではないですが、一応こういった目安の使用期限というものもあります。
だから特に状態が悪くなければ、開封済みでも一年前のものは使えるというわけなんですね。
日焼け止めの使用期限が書いてないワケ
でも、そんな日焼け止めの使用期限なんて、パッケージにも本体にもどこにも掛かれていないものがほとんどです。
だから日焼け止めの使用期限というものは知ってるか知らないかで、気づかない人も結構いるんじゃないかなって思います。
じゃあ、どうして日焼け止めに使用期限があるのに書いてないの?
という事なんですが、これはおそらく「薬機法」がかかわっていると思います。
薬機法とは医薬品や化粧品の製造や販売の法律で、未開封の状態で3年以上品質が保持される化粧品については、製造日も使用期限も表示しなくてよいことになっているからです(2018年時)
だから化粧品と同じく、日焼け止めにも使用期限や製造年月日が書いていない物が多いんですね。
一応2~3社メーカーにも問い合わせしてみたのですが、やっぱりどこも同じように、
という答えが返ってきました。
ただ一年前の日焼け止めを使う際にはいくつか注意点があります。
それは日焼け止めの状態を確認することです。
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日焼け止めの劣化や変色とは?
一年前の日焼け止めも普通に使うことができますが、やっぱり状態はチェックしてほしいとのこと。
いくつかポイントがあるのですが、
- 日焼け止めが茶色や黄色に変色していないか。
- 変な臭いがしないか。
- 成分が固まったり、分離したりして状態が劣化していないか。
この3点には注意して使ってほしいとのこと。
また、心配になるのならいきなり顔に大量に使ったりせず、パッチテストのように腕に少し塗って様子を見る事も必要なんだとか。
また、不安に思ったら捨ててもらって新しく購入するのが一番いいようです。
とはいえ、一年前の日焼け止めであれば基本的には使えると考えてよさそうなので、ひとまずは安心ですね。
日焼け止めの使用期限と防腐剤
日焼け止めには、変色や劣化を防ぐための防腐剤が入っているものが多いです。
防腐剤には
パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)
フェノキシエタノール
サルチル酸
安息香酸
ソルビン酸
ベンジンアルコール
こういった成分がよく入っていると思います。
日焼け止めは元々ワンシーズン使い切りを想定して販売されていますが、そんなすぐに使い切るのは無理なので、その保護のために防腐剤が含まれています。
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無添加、天然素材などの日焼け止めの使用期限
一方で無添加という表示で、防腐剤などを一切使っていない日焼け止めもあります。
こういった日焼け止めは敏感肌の人に優しい作りになっていたりして、使い心地がかなりいいものとして人気がありますね。
ただ、その反面に日焼け止めの使用期限が短くなるというデメリットもあります。
防腐剤が含まれていないため、その使用期限も
というような目安のもとで使うのがいいと考えられています。
ただ、ここまでの日焼け止めの使用期限はあくまで目安です。
メーカーの使用期限の表示がある場合はそれにしっかり従ってください。
一年前の日焼け止めの効果は?
一年前の日焼け止めでも使えるのですが、
だいぶ時間が経っているから効果もちょっと弱まってるんじゃないの?
と思ってしまうかもしれません。
ただ、メーカーの話では、製造された時とだいたいは同じ効果が期待できるようです。
だから劣化さえしていなければ大丈夫だと思いますが、ただし必ずしも効果は変わらないとは言えません。
一年前の日焼け止めで開封をしている場合は効果がアップするという事はないので、同等か少し効果が落ちると思った方がいいでしょう。
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日焼け止めの保存方法や捨て方は?
一年前の日焼け止めでも使えますが、変色や劣化があると捨てなければいけません。
そこでその日焼け止めを長持ちさせるには、保存方法というのが大切になってきます。
といっても特に難しいことはなく、気を付けて欲しいのは3点!
温度はあまり高温の場所だと変色や劣化につながるので、常温の15~25℃くらいの場所に保管するのがいいです。
と思うかもしれませんが、もともと日焼け止めは常温保存で大丈夫なように製造されていますし、冷蔵庫の方が成分が変性してしまう可能性があるようです。
そして湿度もあまり湿気の高いところはダメです。
お風呂場とかは厳しいですね。
また直射日光でも温度変化にもつながるので、暗がりの風通しの良いところに保管するのがベスト。
そのうえで一年前のものは一度手にとってみたり、臭いを確認したりして大丈夫かどうか見てください。
さらに長持ちさせたいのであれば、使った後のキャップの部分をティッシュできちんと拭いたり、使う時に口に触れないように出すなどに注意すればさらにいいと思います。
日焼け止めの捨て方や他の使い道は?
さて、もしも一年前の日焼け止めが劣化して捨てないといけない場合、どのようにして捨てればいいのか?
日焼け止めの捨て方ですが、自治体によっても変わることがあるので、まずはそこで確認してもらえればと思います。
だいたいのものはプラスティック製のものが多いと思いますが、可燃ごみとして捨ててもいい場合は、普通に中身が入ったまま燃えるゴミで捨てても大丈夫なことが多いです。
瓶に入っているものなら中身を抜いて缶・ビンで捨てなければいけません。
また、スプレータイプならガスを抜いてからになるので、中身をすべて出して穴をあけてから捨てなければいけません。
一年前の劣化した日焼け止めの使い道
一年前のものでも保管状態によっては劣化しダメになる場合があります。
そんな日焼け止めを捨てるのは何だかもったいない。
と考えますよね。
実は劣化した日焼け止めにも活用法があって、
- 軽いサビ取り
- シルバー磨き代用
- 油性マジック落とし
- シールはがし
- 吸盤の復活
こういった事に活用ができます。
ただシルバー磨きでは傷がつく場合もあるので気を付けてください。
シールはがしや油性マジック落としで使う時も、土台に染み込む可能性があるので注意しましょう。
こんなふうに、一年前の日焼け止めでもダメになって捨ててしまうのはもったいないですよね。
だからできるだけ値段の安い日焼け止めで、今年の夏さえもってくれればいいという人も多いと思います。
そんな日焼け止めとして選びやすいのが、
値段が安くて人気も高く、ある程度の量もあるもの。
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