エアコンがしっかり冷えない、冷房が効かない!
こんなエアコンの不調の原因は、本体に問題があるだけとは限りません。
どうしてかというと、エアコンとつながっている室外機やガス漏れなどが原因のケースも考えられるんです。
エアコン本体に加えて、冷房暖房が効かない時は室外機やガスを含め全体をチェックしてみましょう。
そこで今回は「エアコンが冷えない原因は何なのか?」
冷房と暖房も含め効かない時のチェック項目と、故障のサインをまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
エアコンが冷えない原因は室外機?
夏にエアコンを使おうとして、急に冷えなくなったりしたら焦りますよね。
いくら温度を下げても送風みたいな風しか出てこなかったら、どこかが故障したのかなと思ってしまいます。
故障していたら修理に出すか買い換えるしかなくなりますが、夏場の時期だとエアコン業者も忙しくて、すぐに対応してくれないことも多いです。
だからまずは、あなたのできる範囲のことをやっていきましょう。
そこで最初に確認したいことが、
このエアコンが冷えない原因を探すことです。
もしかしたら、自分で直せるかもしれないからですね。
ちょっとしたことで自分で直せる部分なのに業者に来てもらって高い修理料金を払ったり、業者が直すまでエアコンが使えないなんてことになったらちょっと馬鹿らしいです。
実は、エアコンが冷えない原因は故障以外にもいくつか考えられることがあります。
それが
- エアコンの室外機に原因があるとき
- エアコン掃除の不足
- エアコンのガス漏れ
すぐに確認できる部分なので、まずはこの3つから見ていきましょう。
エアコンが冷えない原因が室外機のとき
エアコンが冷えない原因に挙げられるのが「室外機」です。
例えば「室外機の周りに物が置いてある。」
室外機はエアコンが吸い込んだ部屋の暑い空気を、外に排出する役割があります。
だから室外機の周りに物がたくさん置いてあったりすると、その熱をうまく逃がすことができなくなってエアコンが冷えない原因につながるケースも考えられます。
エアコンを使わない春先に室外機の周りに色々物を置いていて、それに気づかずにいざ使うとき冷房が効かないなんてこともよくあるそうです。
こんなふうにエアコンの冷房が効かない原因に、室外機が絡んでいることがよくあります。
その他の室外機が絡む原因をまとめますね。
室外機カバーをしたままだった
室外機をホコリや雨風から守るために、シーズンオフに本体すべてを覆うような室外機カバーをかけていたりしませんか?
もしかして、そのカバーをかけたまま運転していないでしょうか。
そうなると室外機はうまく運転できないので、冷房は効かないですよね。
ドレンホース詰まり
室外機のそばに「ドレンホース」というエアコンから出る水を排出するホースがあります。
そこからきちんと水が出ているか。また、ドレンホースが詰まっていたり水たまりにハマっていたりしていないでしょうか。
ドレンホースの状態を一度チェックしましょう。
詳しい様子は別のページでまとめています。ドレンホースの気になる事はこちらで確認できます。
室外機に直射日光が当たっている
室外機に直射日光が当たっていると、熱をしっかりと逃がせなくなる場合もあるのでエアコンがうまく冷えない原因にもつながります。
また、エアコンの効きが悪いと感じるときも、これが原因になっていることもあります。
もし、室外機に直射日光が当たっているなら、「直射日光から守る室外機カバー」をかけることをオススメします。
私も実際に使っていますが、冷房の効きが悪いと感じたことはありません。
また、室外機を直射日光から守ることで節電につながる効果も期待が上がります。
家電量販店や通販などでも販売されてますし、自作のものを作っても構わないですし、室外機の前に「よしず」のように、風通しが良く日よけができるものを置いてもかまいません。
直射日光が気になる方は一度試してみてください。
室外機カバーについて、私が実際に体験した様子はこちらでまとめているので参考にしてくださいね。
室外機の背面がホコリだらけ
エアコンの室外機は基本掃除しなくてもいいような強い作りなんですが、環境によっては室外機の背面がホコリや毛などでびっしり埋まっている場合があります。
そうなると、エアコン室外機の運転パフォーマンスが急激に落ちて、冷えない原因につながることがあります。
エアコン室外機の掃除方法についてはこちらでまとめているので、参考にして下さい。
エアコンの冷房が効かない原因は掃除不足やガス漏れ?
エアコンの冷房の効きが悪い原因に室外機が多く絡んでくるので、まずは外をチェックしてみましょう。
ただ、その室外機以外にもチェックをして欲しいところがあります。
まずは、エアコンフィルター部分です。
エアコンのフィルターがしっかりと掃除されていないと、エアコンの効きにも影響がありますし冷房暖房の効率も落ちてしまいます。
そして他にも吹出口のカビだったり水漏れなど、臭いや健康面などでも被害が出るケースもあるのでしっかりと掃除をしましょう。
エアコン掃除も自分でできる事はたくさんあるので、フィルター以外にも吹出口やフィンの掃除の仕方など確認したい人は、こちらのページもぜひ読んでください。
その掃除の他にもエアコンが効かないような原因がいくつかあるので、それらをまとめていきますね。
エアコンの能力不足
購入時に多いことですが、部屋が広いのにエアコンの能力が不足していると当然エアコンの効きは悪くなります。
これは購入して最初に使った時がほとんどだと思いますが、木造なのか鉄筋なのかでも変わってきます。
また、他の家電製品の放熱が影響することもあり、テレビやパソコンなど新しく買い換えてはいないでしょうか。
そういった他の家電からの放熱が多くて、エアコンの効きに影響することもないとは言えません。
エアコンが冷えない原因のガス漏れとは?
エアコンが冷えない原因にガス漏れが考えられます。
エアコンは部屋を冷やすためにガスを使っているのですが、ガスのパイプ部分の劣化があったり、室外機を無理に動かしてしまったことでガス漏れが起こるケースがあります。
ガス漏れが起こったときは、
もしくは室内機と室外機のパイプ接合部分に霜が付いていたりするとガス漏れの可能性があります。
ガス漏れが気になった場合は、一度確認をしてみましょう。
もしガス漏れがあった場合には、業者に依頼してガスの補充やパイプの設置をしっかりとしてもらわないといけません。
エアコンが冷えない原因が故障だったら?
色々とエアコンが冷えない原因を確認してみて、
という場合はエアコンが故障しているのかもしれません。
例えば、室外機が全く回っていなかったり、エアコンの電源ランプのところが点滅しエラーが出ている。
焦げ臭いにおいや異音がするといった場合は、故障の可能性があります。
エアコンの本体やリモコンなどで、何か「エラーコード」が出ている場合にはその対処をしましょう。
タイマーランプが点灯していたりした場合は、故障の可能性があります。
場合によっては1時間コンセントを抜いて、その後普通に運転するだけで治るといったケースもあります。
説明書にも色々載っていると思うので、一度確認してください。
ちなみに私のエアコンの説明書にも、修理を依頼する前の自己診断ということでいくつか載っています。
これで何か解決できればいいのですが、なかなかうまくできないことも多いし、結局よくわからないといったことが正直なところだと思います。
自分で余計にいじって変な故障をしてもいけないので、よくわからない場合は購入店への連絡や業者に依頼するか、年数が経っているなら買い替えも考えた方が良いでしょうね。
あとがき
エアコンの効率的な使い方など他の記事でも触れてます。
エアコンについて消費電力や電気代はいくらなのか、またエアコンのメリットやデメリットと不具合の解決法を含めてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
エアコンが冷えない原因は室外機やガス漏れなのか。
また、冷房、暖房も含め効かない時や故障のチェックについて見てきましたがいかがでしたか。
まずはエアコンの室外機周りの確認と、本体の掃除を中心にやってみましょう。それでも何かおかしいと感じるなら、ガス漏れや本当に故障しているかもしれません。
そうなると業者を呼んで修理を依頼ということになりますが、買い替えも一つの方法です。
もう10年以上使っているのなら経年劣化ということもありますし、新しいエアコンだと節電にもつながります。
買い替えを考えていて良いのがあればという条件が付きますが、故障が続くようならいっそ買い換えるというのもいいかもしれませんね。
そんなエアコンの買い時について別の記事でお話ししているので、興味がある方は一度読んでみて下さいね。
参考ページエアコンが型落ちになるのは何月ごろ?買い時の安い時期はいつ?
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