暑中見舞いの返事は必要なのか、迷うケースがあります。
ただ、この暑中見舞いの返事は必要ですが強制ではありません。
あなたが返事する必要はないと感じればそれでいいですが、マナーとしてはやはり返事をする方が、今後の関係にも影響します。
特に、上司や先生から送られてきたのに、返事をしないというのは失礼ですよね。
また、その暑中見舞いの返事も
時期はいつまでに返せばいいのか?
などのマナーもあります。
でも、どうやって返事をすればいいのかわからない人のために、今回はどこに気を付けるべきか、そのポイントも抑えながら解説していきます。
そして、そのポイントを抑えたうえで文例も用意したので、参考になる部分も多いでしょう。
今回は、暑中見舞いの返事を億劫に思わず簡単に返せるように、その作り方について見ていきたいと思います。
暑中見舞いの返事は必要?
暑中見舞いがくることもありますが、その返事は必要なのか迷う場合もありますよね。
暑中見舞いの返事は強制ではありませんが、やはりマナーとして返事は返す方がいいですよね。
ただ、手紙で来たからと言って必ずしも手紙で返さないといけない必要はありません。
返信の早さを大切にするなら、メールのほうが早いですね。
同じ文章でも、届くのが遅いのと早いのとでは、相手の嬉しさにもかなりの差があるので、届いてすぐ返事をするということも良いと思います。
*マナーとしては相手と同じくハガキで返すのが礼儀です。
友人などからの場合はこういった返事でも構わないかもしれませんが、相手が上司や先生、ビジネスの場合だと変わってきます。
この場合、相手はお世話になった、もしくはなっている相手になるので、必ず返事をする必要があります。
返事をしない場合、その後の関係にも影響してくることは十分考えられるので、できるだけ早く、またメールではなくハガキで返事をするのがマナー。
参考ページ暑中見舞いの返事のマナーは?
暑中見舞いの返事のマナーで、まず最初に気を付けないといけないのは、
これは送る日によって、暑中見舞いか残暑見舞いかが変わるためです。
というのも、暑中見舞いを出せる時期は決まっていて、いつからいつまでなのかを言うと
この期間になります。
もし立秋を過ぎてしまったら、そこから先は残暑見舞いと、形を変えて時期が変わります。
残暑見舞いとして出す時期は
この1ヶ月の期間となっています。(*諸説あります)
ただ、9月に入ってしまうと区切りが悪いため、
これが一般的ですね。
暑中見舞いの返事の間隔のマナー
暑中見舞いが届いた時、返事を送るときのマナーにはもう一つあり、
これが結構大切です。
1週間も2週間も放ったままでいると、こちらも相手も忘れてしまいます。
お互いに良い関係を保つためにも、来た暑中見舞いに対しての返事は早く書くようにしましょう。
ハガキにはハガキで返事するのがマナー
着た暑中見舞いに対して、メールでの返事をする場合もありますが、一般的にはハガキにはハガキで。
相手がハガキに書いてくれたことに対して、同じようにハガキにして返すことで、相手への感謝の気持ちを表せれるわけですね。
暑中見舞いの返事の文例は?
届いた暑中見舞いに対して、どんな返事をすればいいのか?
その返事で必要なことは、
- 頂いた暑中見舞いに対してのお礼の内容
- 頂いた暑中見舞いに書かれていた事の感想
この2点を盛り込みましょう。
では、その暑中見舞いの返事の文例を、友人からきた設定で返事を書いてみました。
友人からきた暑中見舞いの返事の文例
残暑お見舞い申し上げます
先日は心のこもった暑中お見舞いをいただき、ありがとうございました。
お心遣いには、日頃より深く感謝しております。
この夏はご家族で北海道旅行に行かれたとのことで、変わらずお元気そうで何よりです。
こちらもおかげさまで、相変わらず元気に暮らしております。
季節の変わり目でもありますので、くれぐれもご自愛くださいませ。
令和○○年 立秋
*今回は「立秋が過ぎて残暑見舞いの時期になった場合」を想定して書きました。
先ほど見てもらった2点のポイントを抑えながら、通常で書くような暑中見舞い、残暑見舞いの流れに持ち込むと、さほど難しくはないですね。
この記事で書き方についてポイントがわかると思います。
友人や親戚、先生や上司、ビジネスの場面でどんな暑中見舞いを送ればいいのか参考にしてもらえますので、ぜひご覧ください。
あとがき
暑中見舞いの返事は必要なのか。
もし返事を書く時にはどんなマナーが必要なのか、そしてその文例も見ながら書き方について紹介しましたがいかがでしたか。
暑中見舞いの返事も、ポイントがわかれば難しくはないと思います。
ビジネスや上司、先生に返事する場合では、失礼の無いように言葉を選んでくださいね。
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