布団乾燥機をダニ退治のために購入する人も多いですよね。
私もダニ対策で布団乾燥機を買って、いろいろとやり方を工夫しながら使っています。
そんな布団乾燥機のダニ退治が適当なやり方だと、ただ裏側に逃げるだけで効果がない使い方をしているかもしれないんです。
ここを考えて布団乾燥機をかけていくと、ヒントが見えてくるように思います。
そこで今回は、
布団乾燥機のダニ退治にかかる時間は何分くらいなのか。
またダニ退治の効果的なやり方やダニが死滅する温度。
ダニの繁殖しやすい環境や布団乾燥機をかける頻度など、布団乾燥機によるダニ対策についてまとめました。
布団乾燥機のダニ退治にかかる時間は?
布団乾燥機を使ってダニ退治をしようとしてる人は多いと思います。
私もダニ対策目的で布団乾燥機を購入しましたし、今も使っています。
その布団乾燥機でダニ退治をしようとすると結構な時間がかるんですね。
私が今使っているのは日立の布団乾燥機アッとドライというものですが、説明書のとおりだと120分かかります。
もちろん布団の厚さや大きさによっても多少は違うと思いますが、しっかりと隅々までダニ対策をしたいと思うのならいろいろ工夫が必要です。
もう一つ、以前私は象印の布団乾燥機スマートドライも持っていたのですが、こちらではダニ退治にかかる時間が
90分×4回=360分
つまり6時間も必要になります。
こうなってくると、ほぼ一日作業になってくるのでかなり時間を取られてしまいます。
マット式の布団乾燥機のダニ退治時間
ここまではホースの有り無しのタイプでダニ退治にかかる時間を見てきましたが、もう一つ「マット式」があります。
マット式の代表の布団乾燥機は、三菱のフトンクリニックです。
マットを使って布団を包み込むようにしてダニ対策するのですが、かかる時間は説明書を参考にすると、
ダニパンチコースというものがあるので、コレを使うと90分です。
ただ1枚の布団にかかる時間なので、ダニ対策したいのが掛け布団と敷布団2枚あるなら、更に倍の180分になります。
日立や象印の布団乾燥機の説明書では、掛け敷きの2枚にかかる時間なのでそれに合わせるとこのような感じですね。
ですので、説明書通りに掛け敷き2枚の布団のダニ退治にかかる時間をまとめると
- 象印(ホースマット無し):360分
- 日立(ホース式):120分
- 三菱(マット式):180分
このような時間になります。
もちろん他にもアイリスオーヤマやシャープ、パナソニックなど布団乾燥機メーカーがたくさんありますが、代表的なこの3つで比較してみました。
布団乾燥機でダニが死滅する温度は?
ところでダニが死滅する温度というのは一体何度なのか?
一般的にダニが死滅する温度は、
- 50℃で20分間続けば死滅する。
- 60℃以上で死滅する。
- ダニの卵は62℃の熱に2時間ほどさらされると死滅する。
こういった条件があれば大丈夫です。
日立や象印の布団乾燥機は最大で約70℃近くまで上がります。
ですので布団乾燥機のダニ対策コースでは、最大で60~70℃近い温風が出るようなので十分な効果でしょう。(*メーカーによって変わります)
布団乾燥機のダニ退治のやり方は?
布団乾燥機を使ったダニ退治のやり方ですが、私が今持っているホースタイプの日立の布団乾燥機で見ていきますね。
まずアタッチメントをホースの先に装着し、敷布団の上に乗せてその上から掛け布団をかけます。
こうやってセットしダニ対策コースでスタートします。
掛け布団をちょっと巻き込むような感じでかぶせると、温風を包み込んでいい感じになると思います。
そうしてしばらくすると、温風が広がって掛け布団がモコっと膨らんだ感じになりますね。
ただ、象印や三菱のメーカー説明書を見る限り、この日立の説明書にあるようなダニ対策コースのやり方では完全とは言えません。
表側は熱々のフカフカで、20~30分あればおそらくアタッチメント周辺はダニ対策はしっかり出来てるでしょう。
だから私が提案したいのは
やることは簡単で、単純に布団を3分割にし、20分ずつ表と裏で2回やるやり方です
つまり、
1回目:足側(20分)
.
2回目:中央(20分)
3回目:頭側(20分)
合計で1時間
コレを掛け布団、敷き布団を反対側にして同じことを1時間
合計で120分の2時間かけるといったダニ退治のやり方です。
ということを参考にすれば、布団を3分割にして20分かけて移動させてあげるほうが、効果的にダニ対策できるんじゃないかなっていうやり方ですね。
ただ、コレでもダニ対策が完璧かというとそうとは思えません。
それができるのは、
アイリスオーヤマの布団乾燥機カラリエ「ツインノズル」でしょうね。
表はさっきの写真のようにして、もう一つのホースを裏側に差し込めば良いんです。
でも、これでもだいぶ理にかなったダニ退治のやり方に近いと思うので、ぜひ参考にして下さい。
布団乾燥機の悪いやり方はダニが逃げて効果なし?
布団乾燥機でダニ退治をするときにやり方が悪いと、ただダニが裏側に逃げてるだけという意味のないことになってしまいます。
だからダニ退治で布団乾燥機を使うときは、一箇所だけに当て続けていても効果はないです。
でも、20分おきにずらしていくとか、裏面もするとか面倒くさいと感じますよね。
だから三菱フトンクリニックのマット式のように、全体を同時に暖められるタイプはダニ対策にとても効果的なんですね。
布団乾燥機のタイプは主に3つあります。
- ホースマット無し
- ホース式
- マット式
それぞれでどんなメリットやデメリットがあるのか、どれが一番あなたに合っている布団乾燥機なのか?
いろいろ知りたいことがありますよね。
その布団乾燥機の各タイプ別の特徴をコチラのページでまとめてます。
それぞれで使い方や効果がかなり変わってくるので、どんな布団乾燥機を買おうか迷っているなら、ぜひ参考にしてくださいね。
布団乾燥機のダニ退治後は必ず掃除機を!
布団乾燥機をかけた後は、必ず掃除機で吸って布団を清潔にしましょう。
布団にはダニの死骸や糞など、アレルギーの原因になるものがたくさん潜んでいますし、ダニの餌になる人間の垢や皮膚なども落ちています。
そういったものを掃除機で吸うことで、ダニの住みにくい環境を作っていきましょう。
布団乾燥機の頻度はダニ退治に毎日必要?
布団乾燥機を使うことでダニ退治ができますが、じゃあ毎日かけるくらいの頻度が必要なの?
ということは気になりますよね。
ダニ退治で布団乾燥機を使う場合の頻度は特に決められていませんが、できれば毎日やりたいところです。
ただ、さすがに時間も使うし労力や電気代もかかるので、最低でも週1回はやっておきたいですね。
ダニが生息、繁殖しやすい環境は、
温度:20~30℃
湿度:60~80%
つまり、梅雨から夏場の高温多湿の環境が、ダニにとって最適な環境なんですね。
特にこの時期は布団乾燥機をかける頻度を多くして、ダニ対策をしていきたいところです。
最初は布団乾燥機を毎日かけて、徐々に頻度を落としていき、最終的には週に1~2回といった感じでやっていけば良いんじゃないでしょうか。
布団乾燥機の頻度と気になる電気代
ダニ退治のためとはいえ、布団乾燥機を毎日かけるとなると気になるのが電気代じゃないでしょうか。
ただでさえ高温で温風を出しているので、結構な消費電力を喰うので電気代が心配です。
この商品の仕様を確認すると、消費電力の最大が「680w」となっています。
コースによる消費電力の違いなどありますが、この最大消費電力で1時間使ったとすると、
*電力料金目安単価1kWh=27円で計算
このくらいのお金がかかりますね。
ダニ対策で2時間使ったとしたら37円くらいかかるので、
「布団乾燥機の電気代は高い」
と言っていいと思います。
*最大消費電力で計算しているため、実際の電気代とは異なる可能性があります。
毎日やったとしたら、1ヶ月で約1110円ほどかかる計算ですね。
他のメーカーの布団乾燥機の電気代はどうなのか確認したい人は、こちらのページで主なものをまとめてます。
日立や象印、三菱やアイリスオーヤマなどの布団乾燥機を比較して、消費電力や電気代はどう違うのか。
また他の暖房器具と比べて、その電気代はどのくらい高いのかまとめてるので、ぜひ参考に読んでくださいね。
あとがき
布団乾燥機のダニ退治にかかる時間は何分くらいなのか。
またダニ退治の効果的なやり方やダニが死滅する温度。
ダニの繁殖しやすい環境や布団乾燥機をかける頻度など、布団乾燥機によるダニ対策についてまとめましたがいかがでしたか。
布団乾燥機も効果はありますが一度だけじゃまた元に戻ってしまうので、できれば毎日ダニ対策をして、寄り付かない環境を作っていきましょう。
ダニ対策も毎日するのはしんどいですし、時間もタップリ取れませんよね。
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もっと簡単に布団のダニ対策をしたいあなたへ
私はダニ対策のために布団乾燥機を購入しましたが、同じような人も多いんじゃないでしょうか。
でも実際に、布団乾燥機でダニ退治をやってみると、
- マット式じゃないとしっかり対策できないとか言われた。
- 準備や片付けが面倒で時間がかかる。
- 何度も本体やホースを動かすのがしんどい。
やっぱり面倒くさかったり時間がかかるのは仕方ないんです。
こうに思ってしまうかもしれませんが、実はこんな面倒くさいことをしなくても、家で完璧にダニ対策できる方法があります。
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いい加減、一度はダニがいる布団をリセットさせたい。
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