蚊対策グッズの一つには蚊取り線香が有名ですが、蚊取り線香を使っている人は昔に比べ少ないですよね。
どんどん進化する蚊対策グッズが販売されて、
そんなふうに感じている人もいると思います。
火を使うから危ないし、煙も灰も出る。片付けもメンドクサそうだしメリットはあるの?
と、いろいろ使いにくさが目立ってしまう蚊取り線香ですが、そこで今回はこの蚊取り線香と他のグッズの特徴について注目してみました。
蚊取り線香って効果ないのか。
また他のグッズと比較してわかったメリットやデメリットなど、実際に使ってみた体験談も含めまとめたので、ぜひ最後までご覧ください。
蚊取り線香って効果ないの?
夏は蚊がたくさん出て、寝てる時にも刺してくるので蚊対策は欠かせませんよね。
そんな蚊対策のグッズには本当にいろいろ増えました。
私も蚊をしっかり撃退したいので、いろいろとグッズを購入して使っています。
そんな中で「蚊取り線香」という蚊対策グッズがあります。
って考える人も多いと思うし、今の10~20代の中ではほとんどの人が触ったことすらないという話もあります。
あまり蚊取り線香の効果は信頼されていないのか、はたまたメンドクサそうと思われてるのか、徐々に使う人は少なくなっています。
今回買ったのは、このアースのジャンボ蚊取り線香。
結構いろいろ入っていて、これでだいたい700円くらいです。
この蚊取り線香の効果はあるのか、ないのか?
蚊取り線香を使ってどのくらい効果を体感できたのかを見ていきますね。
広い部屋で蚊取り線香の効果はない?
蚊取り線香って火を使うので、あんまり燃える物のそば(布団や紙類)には置いておけないですよね。
だから縁側に置いたり、玄関やベランダといったところで使うと効果的です。
蚊の入ってきそうなところに置くことで、室内のくつろぐ場所には入れないようにするわけです。
蚊取り線香の効果の範囲は約6~8畳なので、一部屋を蚊対策するには十分な広さです。
ただ、広いリビングなどには少し向いていないかもしれません。
蚊取り線香の置く場所で効果が変わる?
蚊取り線香は有効成分を煙に乗って運びます。
だから風向きにも大きく左右されるところがあって、風下に置くと効果が薄れてしまうんです。
だから置くなら窓際や、風の流れを考えた場所に置くことが大切になってくるんですね。
蚊取り線香と効果の比較で体感したこと
蚊対策グッズは蚊取り線香以外にもたくさんありますが、私が今持っているのは、
- 蚊取り線香
- アースノーマット(詰め替え式)
- キンチョウリキッド(詰め替え式)
- 蚊がいなくなるスプレー(1プッシュ式)
- 押すだけベープ(1プッシュ式)
- どこでもベープ(電池式)
こういったものを使っています。
この中で比較すると、蚊取り線香の効果はわりと実感できました。
特別、蚊取り線香は効果がないという事はなかったです。
ただ、細かく項目に分けて比較してみると、他のグッズの方が使えると感じたものもたくさんあるんですね。
そこでいくつか項目を分けて、蚊取り線香がどのくらいの能力を持っているのか比較してみました。
蚊取り線香の効果の範囲の比較
蚊取り線香の効果の範囲は、
これに比べてアースノーマットなどのリキッドタイプは4.5~12畳までカバーします。
さらにワイドタイプになれば24畳まで効果の範囲が広がります。
蚊がいなくなるスプレーはワンプッシュで4.5~8畳。
どこでもベープ(電池式)は4.5~10畳です。
蚊取り線香の効果の時間の比較
蚊取り線香の効果の時間は、通常タイプで1巻きが約7時間です。
ジャンボタイプになると1巻き約12時間もちます。
一方でアースノーマットなどのリキッドタイプは電源式なので、詰め替えボトルが無くなるまで効果が続くため時間を気にする必要がほぼありません。
電池式のどこでもベープも同じような感覚ですね。
蚊がいなくなるスプレーなどの1プッシュ式は、1回噴射でおよそ12時間もちます。
蚊取り線香の使いやすさの比較
蚊取り線香は火を使うので火事の危険性があります。
また、使用後は灰が出るため捨てないといけないなど、使用面ではかなり使いにくいです。
ただし携帯ホルダーを使えば屋外でも使えるため、ガーデニングやBBQの時などに役立ちます。
アースノーマットなどのリキッドタイプは、電源のオンオフで切り替えられるので使い勝手は良いですが、電源がないと使えません。
室内で使うことに関してはかなり使い勝手がいいでしょう。
蚊がいなくなるスプレーなどの1プッシュ式は、一回噴射するだけでいいのでかなり使いやすいです。
玄関や廊下、階段などの使いにくい所にも使えるため使いやすさはダントツです。
電池式も持ち運びしやすく、屋外でも使えるため使いやすさはかなり良いです。
蚊取り線香のニオイの比較
蚊取り線香は少なからず煙が出るので、ニオイは結構します。
火をつけていない状態でも線香のニオイはするので、苦手な人は使わない方がいいです。
アースノーマットなどのリキッドタイプはニオイはほとんどありません。
蚊がいなくなるスプレーなどの1プッシュ式は、ちょっとニオイがあって頭痛などを感じる場合もあります。
ただ、最初噴射したときだけで、時間が経つとニオイはほとんど感じないので、そこまで気にすることはないかなと思います。
電池式はリキッドタイプと同じく、ニオイはほとんどないといっていいでしょう。
蚊取り線香の効果やメリットとデメリットは?
私が使った主観や感想が入っていますが、それぞれのグッズと比較してみるといろんなことがわかりますね。
そして肝心の蚊取り線香の効果ですが、体感的にはリキッドタイプのものとそう大差はないと思います。
ワンプッシュ式もかなり効果は実感したので、使うのならこのあたりですね。
ただ使いやすさはかなり良いし、屋外でも使えるので便利です。
それぞれのグッズでメリットデメリットありますが、それをここまでの結果を踏まえて表にまとめてみました。
蚊取り線香とその他のグッズの比較表
範囲 (畳) | 時間 (h) | 効果 | 使い 勝手 | 匂い | |
蚊取り線香 | 6~8 | 7~ | 〇 | △ | × |
詰め替え式 (リキッド) | 4.5~12 | ― | 〇 | 〇 | 〇 |
プッシュ式 | 4.5~8 | 12 | 〇 | ◎ | △ |
電池式 | 4.5~10 | ― | △ | ◎ | 〇 |
*メーカーによって違いはあります。
*時間や範囲は商品のタイプによって変わります。
*使いやすさやニオイなどは主観や感想が入っています。
あくまで1つの目安として参考にしてください。
私の感覚ではこのような感じになりました。
こう見ると蚊取り線香はデメリットが目立って、メリットは感じにくいかもしれません。
ただし蚊取り線香の風情、見た目、香りといった部分では他の蚊対策グッズでは味わえないものがあります。
蚊取り線香の最大のメリットは、
雰囲気
これに尽きるんじゃないでしょうか。
今まで使ったことがない人も、一度使ってみないとこの良さというのはわからないと思うので、ぜひ一度体験してください。
あとがき
蚊取り線香って効果ないのか。
また他のグッズと比較してわかったメリットやデメリットなど、実際に使ってみた体験談も含めまとめましたがいかがでしたか。
蚊取り線香は他の商品に比べると、ちょっと使いにくい部分が多いですね。
もちろん蚊対策グッズの最大の目的は蚊の撃退なんですが、その中でも見た目や香りで楽しめる要素を持っているのは、蚊取り線香ならではかもしれませんね。
まあ蚊取り線香だけじゃなくて、いろいろ組み合わせて使うといろんな弱点がカバーしあえるので、いろいろ試してみるのが良いと思います。
そんな蚊取り線香の使い方が分からない、効果的な置き方が知りたい人も多いと思います。
そこで蚊取り線香の缶ケースの中身や蚊取り線香の楽しみ方。また室内と屋外での基本的な使い方や、玄関・ベランダでの蚊取り線香の活用法などまとめたページをこちらに用意しています。
蚊取り線香を実際に使った様子を写真で見れるので、購入前に想像したり、買った後のチェックにも使ってみてください!
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