9月や10月になると、お月見がしたくなる時期ですよね。
月見団子片手に、お酒を飲んだりしたいと思う人も多いんじゃないでしょうか。
そこで今回は、
2024年のお月見っていつなのか。
また、9月や10月にある十五夜や十三夜のお月見について。
そして満月の日と、お月見にピッタリの時期についてまとめました。
2024年のお月見っていつ?
お月見には有名な「中秋の名月」と呼ばれる日がありますよね。
2024年のこの月見っていつなのか?
このお月見は、
この日になります。
この月見の日ですが、実はその年によってかなりバラバラでした。
2024年以降のお月見っていつ?
2024年以降のお月見は、それぞれ
2023年9月29日
2024年9月17日
2025年10月06日
2026年9月25日
2027年9月15日
2028年10月03日
2029年9月22日
2030年9月12日
このように続いていく予定です。
こうやって見ても9月の日付もあれば10月の日付もあったりするし、2~3日の日程のズレでなく半月以上も日にちが違う年もあります。
それは「旧暦」と「新暦」の違いにありました。
お月見(中秋の名月)は旧暦の8月15日
実は、この「中秋」と呼ばれるお月見の日付が旧暦8月15日にあたります。
旧暦とは太陰太陽暦のことを指していて、太陽と月の満ち欠けから日付が決まっていました。
月が地球の周りを一巡するのは29.53日なので、12か月で354日
今より11日短くなります。
だからこのズレを修正するために、閏年ならぬ「閏月(うるうづき)」というのがあって、1年が13ヶ月になった年もあったのですね。
お月見(中秋の名月)は旧暦の日を元にしているので、今の新暦になおすと毎年日にちがズレちゃうんですね。
お月見は9月と10月の時期でいつが見どころ?
さて、この中秋の名月のお月見は「十五夜(じゅうごや)」とも言われています。
2024年9月17日ですが、何もお月見はこの日だけが素晴らしいというわけでもありません。
実は他にも、月見にふさわしい日にちがあって
十三夜(じゅうさんや):旧暦9月13日
この日はお月見するには良い日にちなんです。
では、2024年の十三夜の月見はいつかと言うと、
この十三夜の月見が生まれたのは諸説ありますが、当時、宇多法皇がこの十三夜の月のことを
このように賞賛したことや、醍醐天皇時代に「観月の宴」が風習化されたものが始まりだとも言われています。
お月見を楽しめる日程はいつ?
お月見を楽しむのに、何も中秋の名月の十五夜や十三夜だけじゃないとダメなわけではありません。
2024年の十五夜は9月17日ですが、この日は満月ではありません
でも、他の年では満月にならない年も多いんですね。だから天候などでうまく月見ができなかったとしても、次の日でも十分月見は可能なんですね。
だいたい満月の前後2日間くらいは、満月と同じくらいの大きさでお月見を楽しめます。
では、これからの十五夜と満月の日を表にしたので、その違いを見比べていきましょう。
それをまとめると次のようになります。
年 | 十五夜 | 満月 |
2020年 | 10月1日 | 10月2日 |
2021年 | 9月21日 | 9月21日 |
2022年 | 9月10日 | 9月10日 |
2023年 | 9月29日 | 9月29日 |
2024年 | 9月17日 | 9月18日 |
2025年 | 10月06日 | 10月7日 |
2026年 | 9月25日 | 9月27日 |
2027年 | 9月15日 | 9月16日 |
2028年 | 10月03日 | 10月4日 |
2029年 | 9月22日 | 9月23日 |
2030年 | 9月12日 | 9月12日 |
次に中秋の名月と満月の時期が重なるのが、2030年です。
お月見を楽しめる10月の日程はいつ?
9月の満月の日にお月見ができればベストですが、10月も楽しみたい。
そんな方は10月の十三夜の前後を狙うのがベストでしょう。
2024年の十三夜は10月15日なので、この周辺の日でお月見を楽しみましょう。
お月見に楽しむ月見団子
お月見の醍醐味といえば、やはり月見団子ですよね。
きな粉やみたらし、あんこ餅などがあると月見の楽しみも倍増します。
そんな月見団子は市販のものでもいいですが、家で自分好みに作ることも出来るんですね。
そんな月見団子の作り方をコチラのページでまとめています。
わりと簡単に手作り月見団子ができるので、時間があればぜひ作ってみて下さい。
あとがき
2024年のお月見っていつなのか。
また、9月や10月にある十五夜や十三夜のお月見について。
そして満月の日と、お月見にピッタリの時期についてまとめましたがいかがでしたか。
9月のお月見は中秋の名月が有名ですが、満月の日は少しズレたりすることもありますし、満月の前後でもキレイな月見が楽しめます。
秋の夜長に涼しい風に当たりながら月見をして、月見団子片手にお酒を飲むなんて言う余裕を持ちたいですね。
お月見には月見団子や十五夜など様々なキーワードがありますが、これらの意味や由来を知っておくと月見がさらに楽しめるようになります。
そんなお月見を100倍楽しむためにたくさんの豆知識をまとめました。
非常に興味深い話がたくさんあるので、ぜひ気になる記事をご覧になってください!
このお月見っていつ、誰がやり始めたんでしょうか?
そんなお月見の由来や歴史、意味についてこちらのページでまとめています。
お月見の面白い歴史がわかるので、ぜひ月見などしながら読んでみて下さい。
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