扇風機に保冷剤をつけてどのくらい効果があるのか気になったので、自作で取り付けて体感してみました。
実際にやってみてわかったのですが「すこし効果を実感した。」というのが正直な感想です。
やはりエアコンや冷風機のように、すごいパワーを期待するのは無理でしょう。
ただし、ポイントを抑えながらやることで、より効果を実感できると思います。
そこで今回は、実際に保冷剤を付けてみてどのようにしたのか、また取り付けの際に注意したい点や改善点など、気づいたことをまとめました。
一度やってみたい方には参考になるところも多いと思います。
ぜひ最後までごらんになって下さい。
扇風機につける保冷剤は効果があるの?
夏の暑い日に、
と考えて、色々と試したことがある人も多いと思います。
その中でも特によく話題に上がるのが、
「保冷剤を扇風機に取り付けて冷風を送ろう」
とする試みですね。
でも、実際にしようと思うと、意外と面倒だから止めてしまった人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私も扇風機に保冷剤をつけて効果があるのか気になっていたので、自作で取り付けてみました。
結論から言うと、
扇風機に保冷剤を付けると、多少涼しく感じた。
非常にあいまいな答えですが、そこまで期待するような大きな効果はないと思います。
良くも悪くも扇風機なので、保冷剤を付けたからといって、これが冷風機やエアコンのような冷たい風を出すことはないですね。
ただ、付けないよりは付けたほうが涼しく感じるのは間違いありません。
あまり過度な期待は禁物ですが、少しでも涼しくしたいのなら扇風機と保冷材の組合せはアリですね。
また、扇風機と保冷剤の組合せには、エアコンのように部屋全体の温度を下げるような効果はありません。
だから、直に当たっている部分がいつもより冷えていると感じられるだけです。
ですので、首振りにして部屋を涼しくするといったことではなくて、直に当たれるようにするのが、より効果を感じるための使い方だと思います。
そして実際にやってみるとわかるのですが、意外と面倒なことや注意しないといけない事も多かったです。
そこで、やってみてわかったことを次にまとめていきます。
扇風機に保冷剤を自作でつけるには?
扇風機に保冷剤を付けるときに、適当に用意するだけではダメなことがわかりました。
最終的に落ち着いた自作の取り付けは、このようになっています。
扇風機に保冷剤を自作で取り付ける際にはいろんなやり方があると思いますが、今回私の自作で必要になったのは、
- 保冷剤
- タオル
- 取り付けかご
この3点です。
保冷材は100均でも売ってますし、何ならペットボトルに水を入れて凍らせても構いません。
保冷剤が重すぎると扇風機の安全性もあるので、大きなものなら1~2個くらいで抑えるのが良いです。
水滴がぼたぼた落ちるので必ずタオルは必要です。
取り付けのかごはあってもなくていいですが、安定させるにはあると便利。
ただし扇風機によってはつけれない場合もあるし、破損の可能性もあるので、取り付ける前の確認はしっかりとしておきましょう。
カゴの大きさなどにもよりますが、S字フックなどを活用するとつけやすいようです。
必要なものはあまりないので、すぐにできると思います。
扇風機に保冷剤を取り付けるカバー
色々準備するのが面倒な人には、扇風機に保冷材を取り付けれるカバーが販売されています。
いくつかこういうアイテムが商品として販売されています。
これだと簡単に取り付けができると思いますが、値段はそれなりにしますね。
300円くらいだったら買おうかと思うんですけどね。
扇風機に保冷剤を取り付ける際の注意点
扇風機に保冷剤を付ける事で、いくらか涼しく感じる効果があるとは思います。
ただし、扇風機に保冷剤を取り付ける際には、いくつか注意点もあります。
特に夏場は溶けるのが早く、しかも水滴が扇風機の故障につながる可能性もあります。
保冷剤をセットするときには、タオルでくるむなどして水滴が落ちないように工夫しましょう。
ネットに保冷剤を入れて吊るすような人も多いようですが、ちょっと不安定になりがちなので、しっかりとタオルで保冷剤をくるまないと水滴でビシャビシャになります。
まずはこの点に注意してもらうといいでしょう。
そして、その他に気を付けたい点もあるのでまとめますね。
- 扇風機の後ろ側に保冷剤をセットするケース。
- 部屋を換気しておく。
- エアコンと併用すると長持ちする。
気になったのはこの3点ですね。
効果をより実感するために、それぞれについてちょっと見ていきましょう。
扇風機の後ろ側に保冷剤をセットする
扇風機と保冷剤の位置についていろいろ調べると、扇風機の後ろにつけるパターンもあります。
なんとなく前面に付けたほうが涼しく感じましたが、溶けるのが少し早い感じはありましたね。
後ろに置くと若干長持ちするといった感じでしょうか。
扇風機は後ろの空気を前面に送り出しているので、後ろにおいても大丈夫なんです。でも、本体との兼ね合いもあってうまく置くのが難しいなあと感じました。
贅沢に行きたい人は両方つけるのが一番いいでしょうね。
夏場だとその日の温度にもよりますが、保冷剤は30分~1時間もつかどうかくらいだと思います。
部屋を換気しておく
まず、部屋が暑い状態のままだと保冷剤がすぐに溶けてしまいます。
だからまずは部屋の風通しを良くして、暑い空気は外に出してしまいましょう。
その後で準備すると保冷材も長持ちするので、結果的に効果が持続します。
エアコンと併用すると長持ちする
これも先ほどの喚起につながるのですが、やっぱり保冷剤と扇風機だけでは限界があります。
そこでエアコンと併用すると、さらにその効果は期待できるようになりますね。
もともと扇風機だけでもいいのですが、保冷剤を取り付けてパワーアップさせるといったところですね。
そんな扇風機の効率的な使い方など他の記事でも触れてます。
扇風機について消費電力や電気代はいくらなのか、また扇風機のメリットやデメリットとエアコンとの組み合わせ方法など効率の良い使い方を含めてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
あとがき
扇風機につける保冷材には冷風などの効果があるのか。
自作で取り付けしたときに気を付けたい注意点など、扇風機と保冷剤の関係についてまとめましたがいかがでしたか。
保冷剤を付けるのと付けないのではやっぱり違いますが、エアコンや冷風機のような過度な期待はしないこと。
それがわかった上で
このくらいの感覚で使えるのなら、とてもいい方法だと思います。
あと、カゴやフックを取り付ける際には、扇風機のカバーが壊れたり故障につながるような取り付けはしないようにしましょう。
とりあえずは一度やってみて、どの程度なのか自分自身で感じてみるのがいいですね。
今回の保冷剤を使ったこと以外で、エアコンを使わずに涼しくする方法があります。
エアコンが合わない人や電気代をもっと節約したい人は、ぜひこちらのページも読んでください。
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