毎年5月になると母の日がありますよね。
普段恥ずかしく手お礼が言えないお母さんへ、感謝の気持ちを贈る絶好の機会ですが、
2024年の母の日の日付はいつなの?
ちょっと考えてしまいますよね。
そんな母の日って気づいたらあったけど、いったいいつから始まったのか。
実は日本の母の日が始まってからは、そこまで長い年月は経っていません。
そこで今回は、2024年の母の日の日付はいつなのか。
また、世界の母の日はいつなのか。そして日本の母の日はいつから始まったのか、5月にある理由なども含めまとめました。
お母さんに感謝の気持ちを伝える母の日は、日本やそれ以外の国でどんな動きを見せているのか、その流れを見ていきましょう。
母の日2024年の日付はいつ?
お母さんへカーネーションのお花などを渡して、日頃の感謝を伝える特別な日が「母の日」ですよね。
その母の日は毎年日付が変わります。
では、2024年の母の日はいつなの?
ということですが、
この日付となっています。
この母の日の日付は毎年変わるのですが、曜日が固定されていて、
というようになっています。
ちなみに母の日は次のようになります。
西暦 | 日付 |
2022年 | 5月8日(日) |
2023年 | 5月14日(日) |
2024年 | 5月12日(日) |
2025年 | 5月11日(日) |
2026年 | 5月10日(日) |
母の日の世界の日付は?
この母の日は日本では5月の第2日曜日というように決まっていますが、実は全世界共通ではありません。
もちろん日本と同じように5月の第2日曜日の国もあるのですが、他の日付の国の母の日も多いです。
そんな世界の母の日はいつなのか、少し触れてみましょう。
海外の母の日の日付
2月第2日曜日ノルウェー
Lent期間中の4回目の日曜日イギリス・アイルランド
イギリスではイースターがあり、そのイースターは毎年日にちが変わるため、母の日も毎年変わるようです。
イギリスではイースターが始まる前の40日間(日曜日を除いてカウントする)を、Lent(レント)と呼んでいて、その期間中の4回目の日曜日が母の日なんだそうです。
3月21日エジプト・サウジアラビア・アラブ首長国連邦など
5月8日アルバニア・韓国
5月第1日曜日ハンガリー・ポルトガル・スペインなど
5月最後の日曜日フランス・スウェーデン・チュニジアなど
8月12日タイ(タイ・シリキット国王妃の誕生日)
10月第3日曜日アルゼンチン
11月16日北朝鮮
12月22日インドネシア
他にもまだまだ国によって違うようですが、5月第2日曜日の国は結構多いですね。
5月第2日曜日日本、アメリカ、オーストリア、カナダ、香港、台湾、オーストラリア、ドイツ、イタリア、南アフリカ共和国、シンガポール、フィリピン、ベルギー、ブラジル、中国、マレーシアなど
母の日はいつから日本で始まったのか?
日本や世界でも存在する母の日は、いったいいつから日本で始まったのか。
実は、今のような形の母の日になったのは、戦後の1949年ごろと考えられています。
もともと母の日自体は明治時代の末期には存在したようですが、今現在のような母の日ではなかったようです。
その最初の母の日は、当時の青山学院の女性宣教師の働きかけによって、徐々に母の日が定着していきました。
その働きもあってか、母の日運動の中心人物でもある、アメリカのアンナ・ジャービスから青山学院にメッセージが届いたようです。
そしてそれをキッカケに1915年ごろには、教会などを中心に徐々に広まっていったようです。
ただ当時の母の日の日付は5月第2日曜日ではなく、皇后さまの誕生日であった「3月6日が母の日」でした。
その後、1937年にお菓子メーカーの「森永製菓」によって、イベントなどが執り行われ、その告知をキッカケに全国的にも広まっていきました。
そして、終戦後の1949年にアメリカの母の日の影響を受けて、日本でも5月の第2日曜日が母の日というように広まりを見せました。
そしてそれが、今も続いている母の日へとつながっているわけなんですね。
母の日がいつから日本で広まったのかは、このような歴史があり戦争が終わってからの事なので、まだ100年もたっていないのですね。
アメリカや他国の母の日はいつから?
日本で母の日がいつから始まったのかは終戦後とされています。
でも、日本の母の日のもとになっているアメリカでは、1908年から母の日が生まれ、日本より40年ほど前にあったのですね。
これはアメリカの母の日の話ですが、他の世界では母の日の起源にいくつかの説があります。
一般的には、古代ローマで神々の母リーアに感謝するための春祭りが行われていたのが起源という説があります。
また、17世紀のイギリスの復活祭(イースター)の40日前の日曜日を「マザーズ・サンデー」として、出稼ぎ労働者と母親が過ごせる日として定めたこの日を母の日とする説があります。
実際にイギリスの母の日はイースターを中心として母の日が決まるため、説としての信ぴょう性は高いですよね。
また、タイでは8月12日が母の日となっています。
これはタイ・シリキット国王妃の誕生日が8月12日だったことが由来しているんですね。
タイの方々は王様を崇拝しているので、その王妃の誕生日を母の日と設定したようです。
一方で、タイでは12月5日という日が父の日になっています。
これはタイの王様ラマ9世(プミポン国王)の誕生日が12月5日だからこの日になったのです。
このように世界には父の日がありますが、その由来などは国々によってちょっと違うようですね。
母の日が5月にある理由とは?
先ほどは世界の母の日がいつなのか、いくつかピックアップしてみてもらいましたが、5月というのが世界共通ではないですね。
中には8月だったり12月だったり様々あります。
では、日本の母の日が5月の理由っていったい何なのでしょうか?
それは、アメリカの母の日が生まれた由来を見ていくとわかってきます。
その内容について少し触れていきますね。
アメリカの母の日の由来
アメリカでは1861年~1865年にかけて、アメリカ合衆国の北部諸州とアメリカ連合国を称した南部諸州との間で行われた内戦がありました。
その南北戦争が終わった1870年、「ジュリア・ウォード・ハウ」という女性が戦争へ夫や子ども送ることに反対し、
と呼ばれる運動を起こしましたが、広く普及することはなかったと言われています。
この運動は南北戦争中にアン・ジャービスが起こした
と呼ばれる
敵味方問わず、負傷した人の介護や衛生状態を改善するための活動
これを参考に起こした運動だと言われています。
そのアン・ジャービスが亡くなった2年後の「1907年5月12日」に娘のアンナ・ジャービスが、亡き母親を偲び教会での記念会で
とされています。
これがアメリカや日本での母の日の起源と言われています。
この行動が徐々に広がりを見せ1908年の5月10日には、この日をみんなで祝ったとされていて、この日が
このような特別な日だったと言われています。
そこからアメリカでは母の日は5月の第2日曜日というように定着していったようですね。
このアンナ・ジャービスと母の日については、別の記事でその由来を詳しくまとめています。
参考ページ母の日の起源や発祥の国とは?由来や意味、日本で定着した歴史は?
こちらの記事でより深く母の日の歴史を知ることができるので、ぜひこちらも読んでみてください。
母の日のためにしっかりとプレゼント選びをしたい!
母の日に定番のカーネーションをはじめ、おすすめプレゼントやいろんな種類の花も知りたいですよね。
他にも手作りお菓子やメッセージカード、人気のプリザーブドフラワーやハンカチ、家電製品などプレゼント選びに参考になる記事をたくさん用意しました。
そして、今年の母の日は何月何日のいつなのか?母の日とはいったい何なのか?その意味や由来についても知っておくと、より母の日を深く知ることができます。
今年の母の日を成功させるために、ぜひ参考にしてください!
あとがき
2024年の母の日の日付はいつなのか。
また、世界の母の日はいつなのか。
そして日本の母の日はいつから始まったのか、5月にある理由なども含めまとめましたがいかがでしたか。
母の日は5月第2日曜日なので毎年日付は変わりますが、お母さんへの感謝の気持ちを伝えれる絶好の機会なので、忘れないようにしたいですね。
そんな母の日にはプレゼントが欠かせないと思います。
毎年頭を悩ませてはいませんか。
定番のカーネーションやお花がありますが、他にも食べ物や家電、手作りのお菓子やメッセージカードなど色々あります。
母の日のプレゼントで人気のものをいくつかピックアップしてあるので、何かと参考になると思いますよ。
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